- 1 名前:どどん ★ [2022/09/28(水) 10:24:21.28 ID:vf5woYUU9.net]
- 賛否が対立したまま、厳戒な警備態勢の下で安倍晋三元首相の国葬が27日に営まれた。反対デモに「帰れ」と怒号が飛び、激しい応酬に。鹿児島県内でも市民が功績をたたえて追悼したり、抗議の声を上げたりする一方、無関心の人たちも。在任期間が憲政史上最長に及ぶ一方、数々の疑惑や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題が尾を引く。分断の苦い余韻を残し、55年ぶりの追悼行事は幕を閉じた。
自民党鹿児島県連(鹿児島市真砂町)は同日、1階ロビーに献花台と記帳所を設置。朝から弔問の市民が訪れ、安倍元首相の遺影に手を合わせた。 保守系団体「日本会議鹿児島」は、会員に献花台があることを呼びかけ、役員らが献花に訪れた。中間貴志副理事長(48)は「憲政史上最長の首相として、安全保障体制の整備など多大な功績があった。感謝を込めて哀悼の意を表したい」と述べた。 姶良市の無職の男性(71)は「旧統一教会との関係が取りざたされ、国民の大部分が賛同した状態で国葬を開けなかったのが残念」と話す。安倍元首相を「信念を曲げず国家のために尽力した日本の宝」と評価し、「もう一度総理になってほしかった」と冥福を祈った。 決定の経緯や国費の投入を巡り世論の賛否が割れる中での開催に、反対の声も根強い。肝付町前田の農業の男性(81)は「安倍政権が良い悪いという話ではなく、国葬は多額の税金を使うので、もう少し国会で議論が必要だった」と国民意見を反映する過程が感じられなかったことに疑問を呈した。 国葬に反対する市民団体は、鹿児島市の天文館や市役所前で「断固反対」「国葬より国民生活を」などと書かれたプラカードで抗議、「国葬を許さないぞ」とシュプレヒコールを上げた。県護憲平和フォーラムの下馬場学代表(67)はマイクを握り、「国葬の実施は国会が決めるべきこと。民主主義の国にしなければ」と訴えた。 一方で、国葬に無関心な層も目立った。抗議運動をする市民団体の近くを通った鹿児島市谷山中央2丁目のパート従業員の女性(30)は、「国葬が今日だと思っていなかった」と驚いた様子。「賛否の声があっても、やることに変わりはないだろうと、日程にまで関心が湧かなかった」と打ち明けた。 薩摩川内市の40代男性も、経営する食品小売店が物価高騰や連休を襲った台風の影響を受けており「今は国葬どころではない」と関心は低い。新型コロナウイルス感染拡大以降、大量の書類や手続きを必要とした公的補助金申請を振り返り「税金を使わせてもらうことがどれだけ大変なことか。巨額の経費を使う国葬が簡単に決まったと思うと腹は立つ」と語った。 南日本新聞 | 鹿児島 https://news.yahoo.co.jp/articles/b8f043c778564871cfda296b23ff076c105d155f
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