- 1 名前:マスク着用のお願い ★ [2021/01/26(火) 12:00:18.56 ID:RDfIkMdU9.net]
- https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210126/k10012833261000.html
「路線価」初の補正 大阪の3地域で コロナ影響で地価大幅下落 新型コロナウイルスの影響で地価が大幅に下がったため、相続税などの計算の基準となる「路線価」が、大阪の繁華街の3つの地域で4%引き下げられました。路線価が補正されるのはこれが初めてです。 路線価は、国税庁が1月1日時点で算定した、全国の主な道路に面した土地の1平方メートル当たりの評価額で、相続税や贈与税を計算する基準となります。 去年7月に発表された路線価は新型コロナウイルスの感染拡大前の地価に基づいていたため、国税庁は地価が下落する中、引き下げを行うか検討していました。 去年10月の発表では補正は見送られましたが、国税庁はその後、大阪市中央区の心斎橋筋2丁目、宗右衛門町、道頓堀1丁目の3つの地域では1月から9月にかけて地価がいずれも23%下がったことが確認され、20%以上の下落という目安を満たしたとして引き下げを決めました。 3つの地域の路線価はいずれも4%引き下げられ、心斎橋筋2丁目の最も高い地点では2152万円から2065万9200円に補正されました。 去年7月から9月の間に、この3つの地域で土地を相続したり土地の贈与を受けたりした人の納税額は新しい路線価で計算されます。 路線価の補正が行われたのは、昭和30年に制度が始まって以来、初めてです。 このほか名古屋市や大阪市で地価が15%以上下がっている地域があり、国税庁は今後の状況次第で補正を検討するとしています。 専門家「外国人観光客激減で地価が揺り戻し」 不動産市況に詳しいニッセイ基礎研究所の吉田資主任研究員は「今回対象となった大阪の中心地はこれまで外国人観光客が多く訪れてホテルや店舗の出店が相次ぎ、大きく地価が上がっていた。新型コロナウイルスの影響で外国人観光客が9割も減少したので、その揺り戻しが来た」と指摘しています。 路線価が初めて補正されたことについては、「路線価を途中で修正するという判断には驚いたが、地価が下がっているので妥当と言える。今後の動向を注視したい」と話していました。 2021年1月26日 11時53分 NHK
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