- 1 名前:木枯し ★ [2020/10/20(火) 09:44:36.20 ID:U7xEQqZk9.net]
- 新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために制限されている高齢者施設での利用者と家族らの面会について、神奈川県がガイドライン(指針)を策定した。オンラインやパーティション越しといった「新しい生活様式」に即した方法を奨励。面会の機会の確保と感染防止の両立を図る。
高齢者は新型コロナの重症化リスクが高い。施設内にウイルスを持ち込まないという観点から、特別養護老人ホームなどの高齢者施設はほとんどで面会の制限が続いている。 一方で、長期間にわたる面会制限は利用者や家族に心理的負担を与えている。利用者の日常生活動作(ADL)や生活の質(QOL)に悪影響を及ぼす可能性もあり、利用者、家族の双方から面会を望む声が県に寄せられていた。施設側からも「どうしたらよいのか」など基準づくりを求める意見があった。 指針では「看取(みと)りなど緊急やむを得ない場合を除き、原則として面会を制限することが必要」とこれまでの原則を踏襲。オンライン面会など「新しい生活様式」に即した方法の積極的な活用を奨励している。 対面での面会に向けては、施設ごとに実施方針を定めるよう求める。予約制にして面会時間は制限する▽面会者は1名または必要最小限の人数にする▽面会者に健康チェックシートに記入してもらう▽パーティション、ガラス越しに対面して感染リスクを下げる――などの対策が必要としている。 県は策定した指針を県内に1万カ所ある高齢者施設に送付した。これまでに実践され効果があった事例などを資料にして同封。施設ごとの指針策定の参考にしてもらう。 県高齢福祉課は「利用者と家族の交流は大事。こうした状況下、施設によって状況は異なると思うが、感染防止対策に取り組みながら工夫して、家族と利用者の交流の機会を図ってほしい」と話している。 面会を行う場合の留意点 ・面会者は1名または必要最小限度の人数とする。 ・健康チェックシートを基に面会者の健康状態を確認する。 ・ついたてや感染防止パネルの設置、ガラス越しの面会など感染リスクを下げる面会方法を検討する。 ・目、鼻、口の粘膜からの感染を防止するため、面会者が利用者の口や鼻を拭いたり、涙を拭うなどの行為がないよう留意する。 ・面会者が触れた部分をアルコールもしくは次亜塩素酸ナトリウムで清拭(せいしき)消毒する。 (県のガイドラインから一部を抜粋) https://mainichi.jp/articles/20201020/k00/00m/040/025000c
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