- 1 名前：蚤の市 ★ mailto:sage [2020/07/03(金) 21:59:53.85 ID:UsBV6aUu9.net]
- 茨城県の大井川和彦知事は３日、記者会見を開き、県内や都内の新型コロナウイルス感染状況を踏まえ、県独自の４段階基準を３日からステージ２に引き上げると発表した。同時に段階ごとの対策指針も改定し、原則として全てのステージで一律の外出自粛や休業要請を行わない方針を示した。大井川知事は「外出自粛や休業要請は経済的な痛手が大きい。個々の事業者や県民の感染症対策を後押しし、感染拡大防止につなげたい」と述べた。
県によると、直近１週間の県内の陽性者は１日当たり１・４人、都内は同約３５人で、いずれもステージ２に該当する。県内の感染者は６月２０日以降、６割以上が都内での会食やイベントでの感染が疑われているという。
一方、県は独自基準の改定も実施。これまで４つの段階ごとに夜間の外出自粛や飲食店の休業要請などを行ってきたが、いずれもとりやめた。学校についても一斉休校は原則行わず、感染状況により部分的な休校措置をとる。大井川知事は経済の回復を図りたい考えで、県外への移動も個別に対応するとし、「現時点では都内への移動は注意喚起にとどめる。移動の際は慎重に判断してほしい」と呼びかけた。
休業要請などを行わない代わりに県は、新型コロナ感染者と店やイベントなどで接触した可能性をメールで通知するシステム「いばらきアマビエちゃん」の導入を強化する。
同システムは県内の飲食店などが、店舗ごとの新型コロナ対策を記入した県発行の宣誓書を掲示し、利用者が併記されたＱＲコードから空メールを送信することで、他の客が感染した際、県からメールで通知が来る仕組み。
今回の基準改定は同システムの活用を前提としており、県は県民に導入している事業者を利用するよう呼びかける。大井川知事は「事業者側は業種別の感染対策ガイドラインを守り、県民はアマビエちゃんの有無で店の対策状況を確認できる。県民が自分の判断で身を守れるよう後押しし、感染拡大を防ぐ」と強調した。（永井大輔）
産経新聞 2020.7.3 21:41
https://www.sankei.com/life/news/200703/lif2007030060-n1.html
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