ジャパンユニオンの菅野存執行委員長は「“見栄えが悪い”“スマイルが見えなくなる”と言った理由でマスクをつけさせてもらえないという相談があった。会社との力関係の中で、睨まれると立場が危うくなると感じている労働者がいることが見えてくる。そして、会社から強制的に休まされたにも関わらず給料が支払われない、あるいは補償してもらえないといった類の相談が多いように思う。会社の都合で休ませたら給料の6割を少なくとも補償しなさいと労働基準法に定められていて、それは非正規やアルバイトでも適用される。また、正社員の方は時差出勤やテレワークでも給料は変わらないが、非正規の方は出勤時間を遅らせば給料もその分だけ減る。“no work, no pay”、つまり働いていないから給料は払わないということだが、それは非正規労働者に対する差別だと思う。コロナのリスクや症状は正社員も非正規労働者も同じ。待遇も等しく同じにすべきだと思う」と話していた。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)