- 1 名前:ニライカナイφ ★ [2019/01/23(水) 19:08:54.07 ID:UQNNce/b9.net]
- ◆ 「水素燃料ドローン」にヒットの兆し。飛行時間が爆発的に延びる
格段に使い勝手アップ! ドローンが話題になって久しいですけど、どれほど実際に便利に使われているのか? そう問われるならば、まだまだ課題は大きいようです。 Amazon(アマゾン)などは、早くからドローン配送便の構想をぶちあげてきたものの、いまだに実用化にはいたっていません。 法的な問題などもあるようですけど、そもそも重い荷物を長時間楽々と運べるようなドローンが登場してきていない…ことも要因ではないでしょうかね? そんなドローンの現状を、一気に変えてくれそうな新プロジェクトとなる「Project Rachel」の魅力を、このほどAviation Todayが紹介しています。 ■ 水素燃料電池で70分連続飛行を実現 英国政府が資金援助する「Innovate U.K.」のサポートのもと、Productiv、BATCAM、Intelligent Energyが共同で進めるProject Rachelは、なんとドローンの燃料に、一般的なリチウムイオン電池ではなく、水素燃料電池をフル活用。 6リットルのシリンダーに水素燃料を搭載した試作機で、5kgのペイロードを積みながら70分を超える連続飛行記録を打ち立てていますよ〜。 参考までにですが、DJIのプロフェッショナル向けドローンMatrice 600 Proでもペイロード6kgで飛行時間16分ほど(バッテリーはリチウムイオン電池)。 70分以上というのはかなり長いと言えます。 Productivで、Project Rachelのプロジェクトチームを率いるJordan Reed氏は、こんなふうに語っています。 ドローンの効果性は、飛行時間とペイロードの制限を受けて、十分に威力を発揮できていない。 Project Rachelのイノベーションは、ドローンの商用利用に新たな可能性を開くものとなるだろう。 今後数年で、水素燃料電池を用いるドローンの市場は、驚くべき発展を遂げていくと考えている。 一般的なドローンであれば、数十分の飛行が関の山という性能でも、水素燃料電池式に変更するだけで、優に3倍は飛行時間を延ばせるとされていますね。 また、パワフル性能を活かして、最大20kgものペイロードを搭載できるドローンの開発も可能。 水素燃料は、長時間の充電が必要となるリチウムイオン電池とは異なり、バッテリー切れでも、すぐに補てんできるほか、ゼロエミッションのクリーンエネルギーだともアピールされていますよ。 EVの電気自動車市場とは対照的に、思ったような普及スピードを描けていない水素燃料電池車。 しかしながら、最近では、電車への活用なども進んでいるようです。 安全性と利便性が確保できれば、意外と今年は水素燃料電池タイプのドローンが、着実に支持を集めるような展開だってあるのかもしれませんよね。 (写真)https://assets.media-platform.com/gizmodo/dist/images/2019/01/22/190122_drone-w1280.jpg (動画)https://vimeo.com/310118364 ギズモード 2019.01.23 08:05 https://www.gizmodo.jp/2019/01/hydrogen-cells-best-batteries-hour-long-drone.html
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