- 1 名前:記憶たどり。 ★ mailto:sage [2019/01/19(土) 15:36:00.30 ID:7QIcR+Ji9.net]
- https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190119-00000044-mai-env
JR大阪駅(大阪市北区)に8年前、全国の駅で初めてできたエコタクシーの専用乗り場が苦境に立たされている。 乗り入れを認められた電気自動車(EV)のタクシーが、激減したためだ。1日40万人以上が利用する西日本最大の ターミナル駅に直結する好立地だが、乗り場はいつも閑古鳥が鳴いている。運営するJR西日本は 「根本的な解決策を考えなくては」と頭を抱えている。 専用乗り場(広さ約700平方メートル)は2011年5月、リニューアルした駅北側のノースゲートビル2階西端に新設された。 環境への配慮を掲げるJR西はEVに加え、ガソリンと電気を併用するハイブリッド車(HV)のタクシーに乗り入れを限定。 約30分で「満タン」になる急速充電器も備え付けた。 だが、EVは冷暖房を使うと走行距離が短くなるため、営業中に電池切れで動かなくなるトラブルなどが相次ぎ、 開業当初に乗り入れ登録したEV38台は現在、4台にまで激減。全国的にも減少傾向にある。乗り場の利用者もほとんどおらず、 HV(登録54台)も乗り入れを敬遠する悪循環に陥っている。 JR西などの調査では、近年の1日当たりの乗客は約50組。駅の南側の地上にあるタクシー乗り場の利用は1100組近くに及び、 5%にも満たない状況だ。 全国ハイヤー・タクシー連合会によると、大阪府内の加盟社は11年3月時点で計49台のEVを所有していたが、 昨年3月は計6台。EVの運転歴がある50代の男性ドライバーは「冬場は節電のため、暖房を切って凍えて客待ちするのは当たり前。 売り上げも上がらず、各社ともEVの導入をやめた」と明かす。 「1階の方が乗れますよ」。昨年暮れ、待機車がない専用乗り場に来た男性客に、常駐の男性警備員が声を掛けた。 警備員は約10台分の待機レーンを見つめ、「空なんて珍しくないよ」と苦笑いした。 JR西は乗り場の活性化を模索するが、客足は伸びない。担当者は「当初はEVタクシーの普及を見込んでいたが、 ここまで減るとは思わなかった。『エコ推進』の旗は降ろしたくないが、特効薬もない」と困惑している。 閑散としたエコタクシー専用乗り場 https://lpt.c.yimg.jp/amd/20190119-00000044-mai-000-view.jpg
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