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【愛知】ハンセン病患者の隔離政策に反対、甚目寺出身の医師・小笠原登 故郷、あま市で元患者らの絵画展



1 名前:樽悶 ★ mailto:sage [2018/09/26(水) 02:27:26.27 ID:CAP_USER9.net]
木下今朝義(けさよし)さん(宮崎県出身、1914〜2014)の作品「遠足」。1996年制作。6歳で発病。いじめられて仲間に入れてもらえなかった木下さんが、仲間と一緒に行動した唯一の記憶という。82歳のときに描いた=一般社団法人「金陽会」提供
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20180909001996_comm.jpg
森繁美さん(長崎県出身、1930〜2005)の作品「九十九島」。海に島々が点々と浮かぶ長崎県佐世保市の景勝地。2002年制作=一般社団法人「金陽会」提供
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20180909001995_comm.jpg
中原繁敏さん(熊本県出身、1926〜2014)の作品「天草灘に沈む夕日」。1998年制作。33歳でハンセン病と診断され、療養所への入所を言い渡されて家に帰る途中、船からみた天草の風景。「死ぬことを何度も考えながら、涙で二重にも三重にもにじんで見えた夕日」=一般社団法人「金陽会」提供
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20180909001997_comm.jpg
吉山安彦さん(熊本県出身)の作品「砕石場」。1998年制作=一般社団法人「金陽会」提供
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20180909001998_comm.jpg
入江章子さん(京都府出身、1922〜2011)の作品「おんだ祭り」。1996年制作=一般社団法人「金陽会」提供
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20180909002000_comm.jpg
入江章子さん(京都府出身、1922〜2011)の作品「ふるさと」。1996年制作=一般社団法人「金陽会」提供
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20180909002001_comm.jpg
奥井喜美直さん(鹿児島県・奄美大島出身、1932〜2008)の作品。タイトル、制作年不明。ふるさとの奄美の海に住む色鮮やかな魚を描いたとみられる。絵を描いた包装紙が段ボールに貼り付けられている=一般社団法人「金陽会」提供
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20180909001999_comm.jpg

 熊本県の国立ハンセン病療養所「菊池恵楓(けいふう)園」の入所者が描いた絵の作品展が11月、愛知県あま市で開かれる。ハンセン病患者の隔離政策に反対した小笠原登医師(1888〜1970)の故郷、あま市が主催し、作品の保存に取り組んでいる福岡市の団体が協力する。展示作品のなかには小笠原医師に診察を受けた女性の絵も並ぶ。

 展示する絵画は、恵楓園で1953年に発足した絵画クラブ「金陽(きんよう)会」に所属する入所者10人の作品。主に九州の出身者で、このうち7人が世を去り、3人は今も園で暮らす。

 約850点が園内の空き部屋などに置かれており、一般社団法人「ヒューマンライツふくおか」(福岡市)が2015年から撮影や採寸などの保存活動に取り組んでいる。

 ハンセン病患者はかつて国策で各地の療養所に強制隔離された。根強い差別と偏見により、亡くなって遺骨となってもなお、故郷に戻れなかった。キャンバスには、入所者の遠い記憶のなかにある故郷の風景や、園内での暮らしぶりが油彩などで表現されている。

 ヒューマンライツふくおかは、これまで京都市と鹿児島県の奄美大島で作品展を開いた。こうした活動を知った、あま市が作品展を持ちかけた。

 旧甚目寺村(現あま市)は小笠原医師の出身地で、生家は真宗大谷派の古刹(こさつ)・圓周寺(えんしゅうじ)。小笠原医師は戦前戦後一貫して医学的知見に基づかない隔離政策を批判し、ハンセン病は治癒すると言い続けた。

 金陽会の会員の一人で、11年に亡くなった入江章子さん=京都府出身=は1940年代、京都帝大医学部の研究室に在籍していた小笠原医師の診察を受けた。「風邪も病気、虫歯も病気、あなたの病気もそうしたものの一つと思えばよい」という言葉を、園の入所者でつくる自治会の機関誌に書き残している。

 還暦を過ぎたころから絵を描き始めた入江さんは「小笠原先生の言葉がなければ、命を絶っていたかもしれない」と生前に話していたという。

 入江さんの作品などが並ぶ展示会は11月25〜30日、あま市の美和文化会館で。26日は休館。(保坂知晃)

朝日新聞デジタル 2018年9月25日10時29分
https://www.asahi.com/articles/ASL975R5SL97OIPE028.html






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