- 1 名前:しじみ ★ mailto:sage [2018/07/14(土) 13:16:11.49 ID:CAP_USER9.net]
- 七十三年ぶりに古里へ−。
一九四五年八月の終戦直後まで記念艦三笠(横須賀市稲岡町)に掲げられていたとされる軍艦旗が十二日、 同艦を管理する三笠保存会に寄贈された。行方が分からなくなっていた旗の返還を記念し 保存会は掲揚した後、艦内で展示を始めた。 (福田真悟) 寄贈したのは、今年二月に九十歳で亡くなった海軍予科練出身の石本光男さん=兵庫県明石市=の妻美恵子さん(85)。 美恵子さんによると、石本さんは零式艦上戦闘機(ゼロ戦)のパイロットなどを務め、 海軍航空隊の飛行場があった茨城県の霞ケ浦で終戦を迎えた。 二カ月後に特攻出撃を控えており、戦後は「戦友に申し訳ない」と常々、口にしていた。墓参りを重ねたほか、 さまざまな軍事品を自宅で保管。軍艦旗は、九二年に米国の収集家から入手していた。 「大事に保管してくれる所に贈りたい」と生前、話していたのを踏まえ、軍艦旗に刻印があった保存会に手渡すことを決めた。 美恵子さんは三笠の士官室で保存会のメンバーと面会し、「届けられて感無量です」と目頭を押さえた。 三笠は日露戦争の日本海海戦(〇五年)で旗艦を務め、二六年から記念艦として保存されている。 保存会によると、終戦後、進駐した米兵が戦利品として艦内の物品を持ち去り、軍艦旗もなくなっていた。 ■73年ぶりに三笠に掲げられた軍艦旗と、寄贈した石本さん(中)=横須賀市で www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201807/images/PK2018071402100044_size0.jpg 東京新聞: www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201807/CK2018071402000140.html
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