- 1 名前:記憶たどり。 ★ mailto:sage [2018/01/17(水) 06:07:01.84 ID:CAP_USER9.net]
- https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180117/k10011291461000.html
6434人が亡くなった阪神・淡路大震災から、17日で23年です。 当時、被災した人たちの高齢化が進む中で、これまで続けてきた支援を どう転換していくのか、また、震災の教訓を次の世代に伝え、新たな災害への 備えにどう結びつけていくのかが課題となっています。 23年前の17日、平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災では、 建物の倒壊や火災などが相次ぎ、その後の災害関連死も含めて合わせて 6434人が亡くなりました。 神戸市中央区の公園「東遊園地」には、犠牲者を追悼する竹の灯ろうが並べられ、 地震が起きた日付を表す「1.17」などに加えて、全国からの公募で選ばれた 「伝」という文字が形づくられています。このあと、遺族や当時被災した人たちなどに よって明かりがともされ、地震が起きた午前5時46分に合わせて黙とうが行われます。 震災から23年がたち、住まいを失った人のために整備された復興住宅では、 入居者およそ3万2000人のうち、65歳以上の高齢者が去年11月の時点で 51.8%を占め、高齢化が進んでいます。 一方で、高齢者の健康状態などを専門のスタッフが確認する見守り活動は、 財源としていた兵庫県などの復興基金がまもなく底をつく見通しとなり、 各自治体による支援がどのような形で継続できるのか、転換期を迎えています。 また、震災を知らない世代が増えていく中で、建物の耐震化や防火対策といった 震災の教訓を伝え、南海トラフの巨大地震をはじめとする新たな災害への備えに どのように結びつけていくのかも重要な課題となっています。 兵庫県内の多くの学校では、17日、避難訓練や防災の講演会が行われるほか、 昼には県などが主催する追悼行事も神戸市で行われ、震災を次の世代に 「伝える」ための取り組みが続きます。
|
|