- 1 名前:ハンバーグタイカレー ★ mailto:sage [2017/12/17(日) 20:51:36.97 ID:CAP_USER9.net]
- www.sankei.com/smp/premium/news/171217/prm1712170012-s1.html
徳島県の海部郡美波町にある「大浜海岸」はウミガメの産卵地として有名だ。毎年、5月〜8月にかけて「アカウミガメ」が産卵しに来るという。 「大浜海岸のウミガメおよび産卵地」という名称で「国の天然記念物」にも指定されている上、美波町ではウミガメの産卵を登録者にメールで知らせる「ウミガメール」というサービスまで行っているというから、ウミガメに対する思いの深さは並々ならぬものがある。 その美波町にウミガメの姿を模したご当地ハンバーガーがあり、名物になっているという。味もお墨付きだとの噂を聞き、食べに行ってみることにした。 近くのベーカリーに特注して作った“甲羅バンズ”がすごい ウミガメの姿をかたどった「ウミガメバーガー」を食べることができるのは、「odori」というレストラン。 店名は徳島県産の地鶏「阿波尾鶏(あわおどり)」からとったもので、その店名が示す通り、「阿波尾鶏」を使った料理を味わうことができる。 また、海部郡の農家から毎日お店に届く新鮮な「海部野菜」が食べられるのもこのお店の特徴なのだとか。店内には産地直送の野菜や果物を購入することができる販売スペースもある。 さて、早速肝心の「ウミガメバーガー」を食べてみよう! 「ウミガメバーガー」には「阿波尾鶏」のハンバーグを挟んだ「赤カメ」、そのハンバーグを照り焼きしたものを挟んだ「黒カメ」、チキンカツを挟んだ「青カメ」の3種類があり、それぞれポテトとサラダがついて1,200円(税込み)だ。 中でもウミガメの姿の再現度が特に高いという「黒カメ」をチョイス。運ばれてきたのはバンズが真っ黒でインパクト大なバーガーだった。 この黒さはバンズの生地に竹炭を練り込むことによって生み出されたものらしく、甲羅のデコボコまで再現されていてかなりリアル。近くのベーカリーに特注して作っているんだとか。 どんな風にかぶりついていいものか困ってしまうほどの厚みだが、意を決して食べてみる。甘みのあるタレの味わいのあとに驚くほどジューシーな「阿波尾鶏」の旨みが口の中に広がる。 そしてまた、鶏肉とバンズに負けていないのが野菜の美味しさだ。シャキッとした「海部野菜」にはとれたての野菜ならではの濃い味わいがある。バーガーに挟まれる野菜は、その日獲れたものを使うため、日によって違うのだとか。それだけ新鮮さにこだわっているということだろう。 ちなみに、「ウミガメバーガー」は2016年の6月から提供されているメニューで、3種類の「ウミガメバーガー」の中での一番人気は「赤カメ」である。 お店のオーナーである小川佑真さんに「ウミガメバーガー」を作る上でこだわった点について聞いてみると、「美波町周辺にはジャンクな味わいを楽しめるグルメがほとんどなくて、ハンバーガーを食べようと思うと車で40分ぐらい行かないといけないんです(笑)。そこで、できるだけ良い食材でちょっとジャンクな味を出せるように工夫しました」とのことで、いわゆるファストフード的なクセになる味わいを良質な食材で再現しようとしているところが面白い。 また、「ウミガメバーガー」の売り上げの一部は、ウミガメの保護活動プロジェクトに寄付されているそうで、美味しいハンバーガーを食べながらウミガメと美しい海を守ることができるグルメになっているのだ。 www.sankei.com/images/news/171217/prm1712170012-p2.jpg 閲覧注意 www.sankei.com/images/news/171217/prm1712170012-p1.jpg
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