- 1 名前:ハンバーグタイカレー ★ mailto:sage [2017/12/17(日) 14:54:44.95 ID:CAP_USER9.net]
- yomiuri.co.jp/economy/20171217-OYT1T50026.html
すしネタなどで人気の「サーモントラウト」を通年で陸上養殖する研究施設が、複合産業拠点「かずさアカデミアパーク」(千葉県木更津市、君津市)で建設されている。 2018年夏にも試験操業を始める予定で、将来的には商業用施設を建て、首都圏を中心に年間約1500トンの出荷を目指す。大消費地・東京に近く、鮮度の高さを売りにできることから、県は新たな特産品の誕生に期待を寄せている。 サーモントラウトはサケ科のニジマスで、生食用として需要が高い。通常は海で養殖されるが、水産物の養殖システムを開発するベンチャー企業「FRDジャパン」(さいたま市)が、陸上養殖に乗り出すことにした。 県漁業資源課によると、サーモントラウトは低水温を好み、夏場にアジアの海で養殖するのは難しい。このため日本国内では、ノルウェーなどの寒冷地から輸入された冷凍品が多く流通しているという。 同社は11月、同パークで研究施設(延べ床面積約650平方メートル)の建設を開始した。研究施設に設置する大型水槽では、人工海水をバクテリアで浄化しながら循環利用し、水温を飼育に適した15度に保つ。環境変化の影響がない屋内で養殖し、水をほぼ補給することなく飼育できることから、低コストで安定的な生産が実現できるという。 同社は、研究施設で養殖したサーモントラウトを19年4月に初出荷したい考え。計画が順調に進めば、20年には商業用施設(延べ床面積約4000平方メートル)の建設に着手し、本格生産に乗り出す方針だ。 施設の建設が進む同パークは、東京湾アクアラインを使えば東京都心から車で約1時間という立地にある。同社の担当者は「首都圏への交通の便が良く、鮮度の高い商品を多くの人に提供したい」と話している。 yomiuri.co.jp/photo/20171217/20171217-OYT1I50013-1.jpg
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