- 1 名前:みつを ★ mailto:sage [2017/11/19(日) 03:20:08.22 ID:CAP_USER9.net]
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2017年11月18日 16:33 発信地:イスラエル 【11月18日 時事通信社】イスラエルのテルアビブ美術館で17日、日本人女性美術家、内藤礼さん(56)=広島市出身=の作品展示が始まった。同館の館長が3年前に制作依頼したのがきっかけ。内藤さんが中東で作品を展示するのは初という。 商都テルアビブの喧騒(けんそう)を離れ、静寂に包まれた館内で「Two Lives(二つの生命)」と題された作品が吹き抜けに展示されている。天井の高さは約27メートル。ガラスビーズが並ぶ計16本のてぐすが左右対称につり下がる。「太陽はたった一つだが、立つ位置が少し違うだけで、それぞれ違う自分の固有の光を受け取っている。人が立った時に、降りてくる光に包まれるような、地上に立っていることをより感じられるようになっている」と内藤さんは説明した。 足元には水が入った二つのガラス瓶が置かれ、壁には内藤さんが東日本大震災後から制作を始めた親指大の木彫りの「ひと」が互いを見つめ合う形で配置されている。ガラス瓶の水は、自身の出身地広島への原爆投下とナチス・ドイツが行ったホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を重ねつつ「命の水」を2人の人間が互いに注ぎ合う様子を表現した。 内藤さんは、今回の作品制作を振り返り「イスラエルやユダヤ人との出会いがあって、自分がたまたま生まれた日本という環境がどういうものだったのか気付かされた」と思いを語っている。(c)時事通信社
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