- 1 名前:記憶たどり。 ★ mailto:sage [2017/10/18(水) 11:31:39.55 ID:CAP_USER9.net]
- https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171018-00000029-asahi-soci
月の地下に、長さ約50キロに及ぶ長大な空洞があることが、日本の月探査機「かぐや」の 観測データから判明した。過去の火山活動で生じたとみられる。宇宙航空研究開発機構 (JAXA)が18日、発表した。 空洞があるのは、月の表側にある「マリウス丘」と呼ばれる領域。かぐやが撮影した画像には、 直径と深さがそれぞれ50メートルの縦穴が写っていた。 電波を使って得た周辺の地下構造のデータを詳しく調べたところ、この縦穴から 西に向かって、幅100メートルほどの空洞が約50キロにわたって続いていることがわかった。 内部は崩壊しておらず、地層などに氷や水が存在する可能性もあるという。 月では約10億年前まで大規模な火山活動があったと考えられている。火山活動で溶岩が 流れ出ると、表面は冷えて固まるが、内部は熱いまま流れ続ける。その通り道が空洞として 残ったとみられる。 将来、月の有人探査でこの空洞を基地に利用できれば、宇宙放射線や厳しい温度環境の 影響を和らげることができ、氷や水を燃料などに活用できる可能性がある。 JAXA宇宙科学研究所の春山純一助教は「広がりが期待できる縦穴はほかにもある。 将来的に基地を作るにも絶好の適地」と話している。 論文は米地球物理学連合の専門誌ジオフィジカル・リサーチ・レターズ(電子版)に掲載された。 月の空洞のイメージ https://lpt.c.yimg.jp/amd/20171018-00000029-asahi-000-view.jpg
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