- 1 名前:擬古牛φ ★ [2017/09/25(月) 08:39:38.40 ID:???]
- ★クルド人自治政府 きょう独立問う住民投票
9月25日 5時26分
イラク北部の少数民族、クルド人の自治政府は、イラクからの独立の賛否を問う住民投票を日本時間の25日に行います。 独立賛成が多数になる見込みですが、イラクの中央政府や周辺国は激しく反発し、新たな火種となるおそれがあります。
イラク北部のクルド自治政府は、イラクからの独立の賛否を問う住民投票を日本時間の25日午後2時から行います。 投票結果は独立賛成が多数を占めると見られますが、自治政府としては、直ちに独立するわけではなく、 民意を受けた形で中央政府との交渉に臨み、2年以内の独立を目指す考えです。
投票はクルド人自治区だけでなく、油田地帯のキルクークなど自治政府が実効支配し中央政府と管轄権を争う地域でも行われ、 中央政府は国の分断につながるなどとして激しく反発しています。 トルコやイランなど周辺国も、自国のクルド人が刺激されて分離・独立の動きを強めることを警戒し、 自治区に近い地域で軍事演習を行うなどけん制の動きを見せているほか、アメリカも投票を中止するよう働きかけてきました。
中央政府と独自の部隊を持つ自治政府は、過激派組織IS=イスラミックステートに対する作戦で協力してきましたが、 住民投票をめぐる対立は周辺国も巻き込んで深まる一方で、地域の新たな火種となるおそれがあります。
投票は日本時間の26日午前0時、現地時間の25日午後6時まで行われ、早ければ現地時間の26日にも結果が判明する見通しです。
●クルド自治政府議長「運命決める第一歩」
クルド自治政府のバルザニ議長は24日会見し「この住民投票は、クルド人が自分で自分の運命を決めるための第一歩だ。 そのあとに長いプロセスが始まる」と決意を述べました。そのうえで、「新しい国の形は新しい憲法によって定められる」として、 投票結果が出たあと、独立に向けて中央政府との交渉に入るとともに、独自の憲法の制定を目指し準備を進める考えを示しました。 また、今回の住民投票が地域の新たな火種になりかねないと指摘されていることについて 「これまでわれわれが地域を不安定にしたことはないし、今回もすべての作業は平和的に進められている」と反論しました。
●イラク首相「平和的共存に反する」
クルド自治政府による住民投票に強く反対するイラクのアバディ首相は、投票日前日の24日、テレビで演説し、 「今回の住民投票は一方的なもので、イラク憲法にも人々の平和的な共存にも反する」と非難しました。 また、クルド自治政府が中央政府の姿勢に不満を示して住民投票の必要性を訴えていることについて、アバディ首相は、 ほとんどの問題は首都バグダッドとの関係ではなくクルド側の汚職体質や失政にあると厳しく指摘しました。 そのうえで、アバディ首相は「住民投票の結果には一切関知せず、国の一体性と市民の利益を守るため必要な措置をとる」と警告しました。(続く)
NHK www3.nhk.or.jp/news/html/20170925/k10011154921000.html
続きは>>2-5
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