- 1 名前:みつを ★ mailto:sage [2017/08/23(水) 07:35:25.20 ID:CAP_USER9.net]
- www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-41008462
ライターのジーナ・マーティンさんは7月、ある音楽フェスティバルで男性にスカート内を盗撮された時、警察に直行した。しかし英国のほとんどの地域では、「スカート内盗撮」を取り締まる特定の法律がないことを知り、マーティンさんは驚いた。そのような法律があるのは、スコットランドだけなのだ。警察がジーナさんの件を解決済みとした時、ジーナさんは再開を求める請願を開始し、現在は法律を変更するよう働きかけている。 マーティンさんの実体験を書いた記事は、多くの読者の琴線に触れた。BBCは読者に対し、スカート内の盗撮被害にあったことがあるか、その犯人は罰せられたかを尋ねた。ここに、読者の体験を紹介する(名前は仮名にしてある)。 「バス停にいた時」 ――デビーさん(21) 4年前、17歳の時だった。暖かい春の日で、私は花柄のワンピースを着ていた。学校に行こうと、交通量の多い幹線道路で朝9時にバスを待っていた。 男がバス停に歩いてきて、私の隣まで来て座り、その後、私に向かって近づいて来た。何かおかしいというのは気づいたが、私が振り返るたびに、男はバスが来る方向に向かって通りを見ているふりをした。 何かを言うほど確信がいつもあるわけではない。なので私は立ち上がり、その場から離れた。しかし男を見ようと振り返った時、男は携帯電話をかざしていた。私の臀部の動画だった。男はさっきまで、私のワンピースの中を動画撮影しようとしていたのだ。男はまるで自慢するかのようにそれを私に見せていたのだが、同時に自分の局部を触っていた。 私の最初の反応は「削除してもらわなきゃ。あの携帯を手に入れなきゃ」だった。腹が立ったのだ。 「こっちによこして。削除しなさい」と言った。男が走って逃げたので追いかけたのだが、男はあまりにも速すぎた。その後、今起こったことーーその深刻さ、そしてパーソナル・スペースが侵害されたことに気付き、非常に動揺した。 ワゴン車で通りかかった男性が車を止め、こちらに来てくれた。車の流れが遅かったので、男が走り去るのをしっかり見ていたと言った。警察が来て調書を取り、私は帰宅した。その日は学校に行けなかった。 その日私が着ていた服を提出するよう警察に言われたので、警察署まで行って正式な調書を取ってもらった。女性の警察官が事情聴取を行ったのだが、まるで深刻な話でもなければ、私がここにいるべきでもない、というように感じた。 写真の中から男を特定するよう指示された時、本当に苦労した。どの写真も、私の頭にあるイメージとは違うのだ。「もし男を識別できなくて、男がまた同じことをしたらどうしよう?」と考えた。 目撃者が、私とは違う人物を選んだと後で聞いた。その男が逮捕されたかどうかは分からない。 私は今も同じ場所に住んでいるが、あのバス停には一度も戻っていない。学校へは、別の行き方を見つけた。一人でいる時はいまだに、人にはものすごく注意している。夜に帰宅する時は一人歩きするなと人は言うが、あれは白昼堂々起こった。つまり、一人ではどこにも行くべきじゃないということだろうか? それはばかげている。しかしあの出来事で、私はそう感じるようになってしまった。 スカート内の盗撮が、性的嫌がらせや性的暴力のような何らかの部門に分類されないというのが信じられない。パーソナル・スペースの侵害であり、それに対抗する法律がないというだけで、逃れるのを許すべきではない。 (リンク先に続きあり) 聞き取りはビベケ・ベネマ (英語記事 'Upskirting': It happened to me) 2017/08/22
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