- 1 名前:すりみ ★ [2023/06/02(金) 10:18:54.06 ID:kt1pCCVZ.net]
- [上海/香港 31日 ロイター] - 資金繰りに窮した中国の地方政府が上海債券市場に存在する「抜け穴」に突如、押し寄せている。
規制改革特区の上海自由貿易試験区(FTZ)で外債として発行される「真珠債」だ。 規制が曖昧なため、地方政府にとって国内の借り入れ規制を回避する手段となっている。 地方政府が所有するインフラ投資会社である融資平台(LGFV)は一部のアナリストから金融システムの「ブラックホール」とも称される。 債券の発行残高は9兆ドル余りに上り、さらに増加中。しかし中国政府はLGFVが支出を続け、不安定な景気回復を後押しすることを期待している。 政府統計によると、真珠債は年初来の発行高が720億元(100億ドル)で、既に昨年全体のほぼ2倍に急増した。アナリストによると上海市場はオフショアの指定を受けているため、2021年以降、規制強化によりオンショアでの借り入れが凍結されたLGFVにとって代替的な調達手段になっている。 ロイターの集計によると、LGFVは今年、中国全体の真珠債発行体の約3分の2、発行高の60%を占めている。 今年に入って新たに真珠債を起債した82の発行体のうち55がLGFVだった。 米連邦準備理事会(FRB)の積極的な利上げに伴い世界的にドル建て調達コストが高騰しているのに対し、真珠債は比較的有利な価格設定がなされている。 これは国内の発行体と、真珠債の主な買い手である中国の銀行の両方に利益をもたらしてきた。 その結果、急増するLGFVの債務にエクスポージャーが集中し、広範なシステミックリスクを生み出している。 《後略》 <曖昧な位置づけ> <当局も後押し> 全文はソース元でご覧ください アングル:資金繰りひっ迫の中国地方政府、「真珠債」発行に殺到 ロイター|(Georgina Lee記者)|2023年6月1日12:33 午後 https://jp.reuters.com/article/idJPKBN2XN24P
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