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1 名前:首都圏の虎 ★ [2021/09/20(月) 20:53:50.58 ID:CAP_USER9.net]
ピッコロとの修行がお互いの心に変化をもたらした

『ドラゴンボール』の孫悟飯は、孫悟空とチチの間に生まれた最初の子供です。生まれた時にはサイヤ人の証であるシッポが生えていました。当初の性格は泣き虫で、将来の夢は偉い学者さん。その潜在能力は悟空も「高い」と感じていましたが、武術はチチの反対で教えておらず、叔父にあたるラディッツとの戦いで、強制的に才能を目覚めさせることになりました。

 当初の悟飯は感情が高まると一気に戦闘力がアップし、秘めた力は悟空以上とも言われています。そんな悟飯を武闘家として育成したのが、まだ世界征服を考えていた頃のピッコロでした。最初の頃はピッコロを怖がっていた悟飯でしたが、徐々に信頼するようになり、ベジータとナッパとの戦いの頃には固い師弟の絆を築くようになります。

 この悟飯との出会いはピッコロの心にも大きな影響を与えました。出会ったばかりの頃、ピッコロが吐き捨てるように「恨むんならてめえの運命を恨むんだな……このオレのように……」と言ったことがあります。ピッコロは最初から悟飯に何らかのシンパシーを感じていたのでしょう。だからこそ師匠となって悟飯の成長を助け、その命を助けるために自らを犠牲にするという行動を取ったのだと思います。

 そんな信頼関係があったからこそ悟飯もピッコロになついたのでしょう。兄に近い年齢ですが、悟空不在の時期の多かった悟飯にとって、ピッコロは父親代わりだったのかもしれませ






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