- 1 名前:ストラト ★ [2019/11/18(月) 17:27:05.72 ID:nY4xaK0Z9.net]
- 【ど真ん中から叫んでやる 頭脳警察50年目の真実】
頭脳警察は1969年の暮れに誕生した。 PANTA「18歳でホリプロに入ったけどけんかしてやめて、ザ・ヴァン・ドッグスというバンドの千葉正建さん(キーボード)に誘われて、TOSHIと一緒にスパルタクス・ブントというバンドを組んだ。でも千葉さんが煮え切らなくて。TOSHIと好きなことをやろうと、2人で組むことにしたんだ」 TOSHI「最初に出会ったのはそれ以前、17歳くらいかな。PANTAが弘田三枝子さんのバックのMOJOをやっていたとき、俺はバンド・ボーイだったり。いろいろな接点があった」 P「頭脳警察はフランク・ザッパの曲、『Who Are The Brain Police?』からネーミングしたけど、“東洋のオリジナルを生かしたサウンドで欧米に一矢を報いる”というコンセプトだった」 本人たちは純粋に音楽に取り組んでいたが、意に反して時代の流れか、いつしか色づけがなされてしまう。 レコードデビュー前から“過激”に知名度は上がっていった。 P「通っていた関東学院大学が赤軍派の拠点校で、「世界革命戦争への飛翔」(著=共産主義者同盟赤軍派)という本を薦められた。巻末の「世界革命戦争宣言」(上野勝輝)を読んで、イデオロギーではなく、ヒューマニズムにガツンときてしまった。たまたまその翌日に日比谷でコンサートがあって、それを適当なリズムでウィスパーでささやくつもりだった。ところが頭に血がのぼって絶叫してアジテーションになっちゃった。それが受けて大ヒットして、まさかの左翼のアイドルに…」 T「三里塚の日本幻野祭への参加もあったね。あそこで石を投げたりしてたのは、あれは運動だったのか。スポーツジムへ行くのと一緒(笑)」 革命三部作(「世界革命戦争宣言」「赤軍兵士の詩」「銃をとれ」)が入ったライブ録音の1stアルバムは72年にできたが、あえなく発禁。 P「発売するタイミング(2月)で、あさま山荘事件が中継されていたら、そりゃ発禁になるよね。危ない曲を除いたスタジオ録音のセカンドを5月に出そうとしたら、テルアビブ空港乱射事件が起きて発売中止。『銃をとれ!』が入っていて…。ようやく10月発売のサードで日の目を見たけど、それがすべて72年の出来事。そのサードで浅丘めぐみと一緒にビクターのヒット賞を受けてしまうという。あのころは時代に翻弄されていたね」 ■頭脳警察 ともに69歳のPANTA(中村治雄、1950年2月5日生まれ、埼玉出身)、TOSHI(石塚俊明、同2月2日生まれ、東京出身)の2人が69年に結成。 72年の「頭脳警察」「頭脳警察セカンド」とも発売禁止となった。 75年に解散したが、90年に1年限定で再結成し「頭脳警察7」をリリース。以降、段階的に復活し、2016年から50周年に向け本格的に活動。 今年9月にニューアルバム『乱破』を発売した。 ■夕刊フジ・ロックPLUS2 25日・渋谷duo 頭脳警察ライブ 25日に渋谷duo MUSIC EXCHANGEで夕刊フジ・ロックPLUS2「頭脳警察50周年ライブ3rd Right Left the Light〜ど真ん中から叫んでやる〜」を開催する。 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191118-00000019-ykf-ent PANTA(左)とTOSHI www.zakzak.co.jp/images/news/191118/enn1911180001-p1.jpg
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