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【サッカー】「柴崎は絶対に使ったほうがいい」英誌の熟練記者が探る、西野ジャパンの“ベスト布陣”



1 名前:3倍理論 ★ mailto:sage [2018/06/13(水) 20:47:00.82 ID:CAP_USER9.net]
かならず失点するイメージ。これは大きな弱点だ。

 日本代表は、ひとつの精神的な壁を越えたと思う。
 
 西野朗監督や選手たちの表情、ベンチの雰囲気は、試合前と試合後とでずいぶん変わった。結果が連続的に出ないと、どうしても自信を失ないがちだ。欧州のトップレベルでプレーしている日本代表の面々であっても例外ではない。人間なのだから。パラグアイ戦のような結果を残して振り返ると、見えてくる部分でもある。
 
 可能性は広がっただろう。可能性が感じられたら、プレーそのものに積極性が出る。上に行けるチームとはこうした好循環がベースにあるものだ。どんなに一生懸命やっても改善されなかったものが、こうしたひとつのキッカケで胸のつっかえが取れたように、個でも集でもスムーズに事が運ぶようになる。自信が甦る。そうした上昇ムードはピッチ内にとどまらず、サポーターにも伝播するだろう。みんな感じているのではないか、眠っていた期待感が湧き出ている感覚を。パラグアイ戦は貴重な分岐点となったのかもしれない。前半の影と、後半の光。4ゴールを奪って勝ち切ったあの45分間はきわめて価値が高い。

 とはいえ、なにもかもをポジティブに捉えるのもどうかと思う。パラグアイ戦も、2失点した事実を見落としてはいけない。かならず失点するチームだと強く印象付けられており、これは本大会では命とりになる大きな弱点だ。
 
 結果的に勝利に貢献した乾貴士、岡崎慎司、香川真司の3人にしても、観ているこちらが恥ずかしく感じるようなシュートミスがあった(まるで打ち上げ花火のような)。また、パラグアイはスイスほど骨のある、モチベーションの高い相手ではなかっただろう。特に日本のディフェンス陣にとって脅威となるような選手、スイスで言えばジェルダン・シャキリのような一線級はほぼ皆無だった。ワールドカップの出場資格がなく、観客もまばらなオーストリアのスタジアムでみずからを奮い立たせろと言われても、身体が動かないもの。その本気度の低さは推し量って余りある。

AメンバーとBメンバーの境界がなくなった

 乾の1点目の場面。パラグアイ守備陣のプレッシャーはいたって緩慢だった。実に美しいフィニッシュながら、練習をしているかのような難易度だ。
 
 香川は溜飲を下げただろう。乾の2得点を陰で引き出したのは彼であり、とくにチームの2点目で見せた“スルー気味のパス”に状況判断の正しさ、センスの高さを覗かせた。それでもゴールという結果こそが不可欠だと信じ、貪欲に狙い続けて終了間際にダメ押しゴールを決めた。意義ある一発になったのだ。個人的には柴崎岳のリスタートキックに目を奪われた。オウンゴールを誘発した3点目のコーナーキック然り、みずから直接狙ったフリーキック然り。あのキック精度はワールドカップ本番でも拠り所となるはずだ。是非とも柴崎をコロンビア戦でも先発起用してほしい。

 
 肝心のディフェンスだが、ときどきカバーリングでルーズな面があったとはいえ、全体的な印象としては及第点を与えてもいいかもしれない。昌子源、植田直通、山口蛍、柴崎による中央のブロックは、まずまずの強度があった。パラグアイの先制点はあのボレーを決めた選手を褒めるべきだし、2点目も質の高いミドルシュート。もちろん失点した事実は反省すべきだが、ワールドカップでは彼ら以上に圧倒的な個を持つタレントが矢継ぎ早にシュートを撃ち込んでくる。待つのではなく、ああした局面でもしっかり確実に寄せられるか。教訓として次に活かさなければならない。
 
 さてさて、まったく読めなくなったのがコロンビア戦のスタメンだ。西野監督は大いに頭を痛めていることだろう。もはやAメンバーとBメンバーの境界がなくなってしまった。極端に言えば、パラグアイ戦に出場したBメンバーが序列をリセットしてしまったのだ。川島永嗣、吉田麻也、槙野智章、長友佑都、長谷部誠、本田圭佑らも安閑としていられないだろう。
 
 これが吉と出るか凶と出るかだ。メンバー全員のモチベーションに火が付いたわけで、チームには以前にも増してポジション争いが熱を帯びるだろう。かたや、精神面と雰囲気において劇的な変化をもたらしたパラグアイ戦だが、大事な最後のテストマッチをコンビネーション熟成に充てられなかったのもまた事実。コロンビア戦のスタメンがどんな顔ぶれになるにせよ、どこまで機能するかは未知数で、ややギャンブル性が高くなる。






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