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【平昌五輪】「銀」平野歩夢は本当に負けていたのか?2.5点差のなぜ ホワイトが控えており、平野の2本目の点数を低く抑えざるを得なかった



1 名前:ラッコ ★ mailto:ageteoff [2018/02/14(水) 19:16:36.72 ID:CAP_USER9.net]
負けていたのか?スノボHP連続銀・平野歩夢と金ホワイトの2.50点差のなぜ

 昔、ショーン・ホワイト(31、米国)は、どちらかと言うと、気の弱い、おとなしい少年だった。平昌五輪の男子ハーフパイプで五輪3度目の金メダルを獲得したホワイトが13歳の頃、サンディエゴに近い自宅でインタビューしたことがある。
ちょうどその頃、キックボードが流行りだし、ホワイトが乗っていると、それを知らない年上の子供に取られてしまったのだという。為す術もなくそれを見ていると、一緒にいたお姉さんが、奪い返した。
「昨日、そんなことがあったの」と彼の母親が教えてくれたが、ホワイトは怒るでもなく、恥ずかしげに笑っていた。

 決勝2本目。ゴーグルなどで表情は分からないが、その時のことが頭をよぎった。リードしているときは強いが、リードを許す展開では、意外と心理面で脆いーー。

 おそらくあのとき、あのショーン・ホワイトにもプレッシャーがかかっていた。

 2人前に滑った平野歩夢(19、木下グループ)が、縦2回転、横4回転の「1440」をバック・トゥ・バック(連続)で決めて95.25点を叩き出すと、ホワイトが1本目にマークした94.25点を抜いて1位に。
それを上回るために、必ずしも同じ技を決めなければならない、というわけではなかったが、ホワイトは果敢に挑戦。しかし、2本目の「1440」で着地が乱れてリズムを崩すと、その後のルーティンに繋げられなかった。

 どうだろう。仮に平野が3本目でさらに得点を伸ばしていれば、そのまま逃げ切っていたのではないか。

 ところが、その平野も3本目で、再び「1440」の連続技を狙ったが、2発目を決められず、それが次の着地失敗に繋がった。

 ホワイトは最後、平野が2本目に出した95.25点を超えればいい。これなら1本目のランの精度を上げれば、ひょっとしたら96点ぐらいなら出たかもしれない。
だが、このとき彼は守りに入るのではなく、これまで大会では決めたことがない「1440」のバック・トゥ・バックに再び挑み、決めた。それが出来るからこそ、ショーン・ホワイトなのかもしれないが、最後に「ダブルコーク1260」を決めたとき、彼は勝利を確信し、雄叫びを上げた。

 インタビューのとき、お土産で渡したおせんべいの匂いを嗅いでいたあのあどけない少年が、五輪で3度目の頂点に立った。

 今回の勝負は、随所に勝負のあやが見え隠れし、そこも面白かった。

 終了後、2本目の平野の点が低いのでは、という声も聞こえてきたが、平野の得点が95.25点なのに対し、ホワイトの3本目は97.75点。確かに、2.5点の差は小さくない。単純にこの2本を比べた場合、どちらが上かと言えば、やはりホワイトだったと思う。しかし、ここまでの差がつくかどうか。

 そうなってしまった裏には、平野が高得点を出したのが、まだ2本目だったという事情もある。仮にあそこで、ジャッジが97点を出したとしよう。そうするとその後、彼を上回るようなランが出た場合、98点、99点をつけざるを得ない。特にホワイトが控えていたことから、ある程度は低く抑えざるを得なかった。

 最終滑走者にのみ100点が与えられるのも同様の理由である。途中で100点を出してしまうと、後で100点を連発しなければいけない事態が想定できる。よって、100点は最後まで“とっておく”のである。

 もう1点――。これもタラレバだが、もしも平野が「1440」のバック・トゥ・バックを五輪まで取っておいたとしたら、どうなっていたのか。

 スノーボードでは“初”に対して高い得点が与えられる。ただ、彼はそれを、先日行われたESPNの「Xゲーム」で決めてしまった。対抗してホワイトもリスクを承知で、ルーティンに加えた。決勝の2本目であろうと、その時が初なら、もっと得点が跳ね上がったに違いない。

 もちろん、そうしたことを言えばキリがなく、居酒屋の会話のようになってしまうが、大会そのものは、これまでにないレベルの高さといい、ホワイトが最後の最後で逆転するという筋書きといい、見どころ十分。アメリカの視聴率は、かなり良かったのではないか。

 スロープスタイル女子では、強風の中で強行し、様々な批判があったが、ハーフパイプ男子がIOC(国際オリンピック委員会)とFIS(国際スキー連盟)を救った。

THE PAGE 2018.02.14 17:00 文責・丹羽政善/米国在住スポーツライター
https://thepage.jp/detail/20180214-00000005-wordleafs
画像:平野歩夢は連続4回転の大技を決めたが、ホワイトに2.5点差及ばなかった
https://wordleaf.c.yimg.jp/wordleaf/thepage/images/20180214-00000005-wordleafs/20180214-00000005-wordleafs-004a8f42437a3bea492b01a2f168d2751.jpg

>>2-5あたりに、動画、関連スレ)






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