- 1 名前:きつねうどん ★ [2023/06/04(日) 07:09:26.25 ID:uS0buxoi.net]
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ミルクを搾れないオス牛。牛を神聖な動物として扱うインドで、オス牛はどこへいくのでしょうか 出典:写真はいずれも筆者撮影 20日間かけて世界一の生乳生産量を誇るインドの牧場を巡った筆者。ふと「ミルクを搾れるメス牛はたくさんいるけれど、オス牛はどうなっているんだろう」と疑問がわきました。現地で酪農関係者に尋ねてみると、「牛は神聖な動物である」という宗教的な考え方と「オス牛をどう扱うか」という現実的な悩みを巡る、本音と建前が見え隠れしていました。(木村充慶) 牛肉を食べないインド 「オス牛は?」 インド国民の大半を占めるヒンドゥー教徒にとって牛は神聖な動物であるため、多くの人が牛肉を食べません。 その代わりに、牛を殺さなくても口にできるミルクや豆などから、生きる上で必要なタンパク源をとっています。 しかしインドは世界一の生乳生産量があります。牛は1億3,601万頭(2015年、農畜産業振興機構「インド酪農の概要と世界の牛乳乳製品需給に与える影響」)もいます。 農林水産相の「畜産統計」によると、日本は137万頭(2022年)なので、その約100倍です。 牛のミルクを搾れるようにするためには、母牛が子牛を産む必要があります。 生まれた子牛がメスであれば、そのまま母牛に育てればミルクを搾れるようになりますが、当然オスも生まれます。オスはミルクを搾ることができません。 日本の場合は、オス牛が生まれると、多くが家畜の市場に出されます。育成する牧場で育てられ、ある程度大きくなったら食肉になります。 しかし多くのヒンドゥー教のインド人にとっては、お肉として食べることもできません。牛を肉にする「と殺」を禁止している州もあります。一体どうなるのでしょうか。 オス牛は農作業の手伝いを ミルクとは切っても切れない牛肉のことが気になり、インドを訪ねている間、様々な酪農家や関係者に「オス牛はどうするのか?」と聞いていました。 多くの酪農家は「オス牛が生まれたら農業で使う」と話していました。 日本でも戦前の農家では、作業を手伝う「役牛」がいて、田畑を耕したり、荷物を運搬したりしていました。 つづき https://withnews.jp/article/f0230603000qq000000000000000W0dy10701qq000025774A
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