- 1 名前:きつねうどん ★ [2023/06/03(土) 16:02:41.27 ID:dz00kxhm.net]
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中村さん(左から4人目)を囲み記念写真に納まるイタリアからのツアー参加者 新型コロナウイルス禍で落ち込んでいたインバウンド(訪日客)の回復が進む中、青森県を訪れイタコ文化に触れる外国人が戻ってきた。5月31日には、30~80代のイタリア人23人のツアー客が八戸市在住のイタコ・中村タケさん(91)を訪問。うち2人が死者の霊を呼び寄せるといわれる「口寄せ」を依頼、参加者が様子を見守った。 メンバーは中村さん方で「祭壇の間」と、ふすまを外した隣の部屋に座り、口寄せが始まると息を潜めて見つめたり、写真を撮影したりした。その後、バスでむつ市の恐山に向かった。 ツアーは、京都や奈良など広く知られている観光地以外の日本文化を知ろうと企画。一行は5月22日に来日し、今月4日に日本を離れる予定という。 40年前から日本のイタコ文化を研究、ツアーを企画したイタロ・ベルトラージさん(77)は「イタコがとても少なくなってしまった。イタリアには、イタコのような形で遺された人の心をサポートする人はいない」と語った。 旅行会社代表を務めるエンリカ・ボルトラッツィさん(60)は「『始まり』と『終わり』がある日本の優れた精神文化や死との関わり方を学びたい」と語った。 ツアーでは県いたこ巫技(かんなぎ)伝承保存協会会長の江刺家均さん(73)=八戸市=が、イタコの歴史や役割を伝えた。江刺家さんによると、イタコ文化に接したいという観光客の約3割は外国人。江刺家さんは「外国人客が20人以上来たのは初めて。本県ならではのイタコ文化を大切にしていきたい」と語った。 https://www.toonippo.co.jp/articles/-/1568071
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