1 名前:きつねうどん ★ [2022/01/27(木) 07:07:28.26 ID:CAP_USER.net] 【Royal Enfield】 HIMALAYAN 2022model 2021年の年末、ロイヤルエンフィールドはアドベンチャーバイク ヒマラヤで、南極点を目指すプロジェクトを敢行。 極限といえる過酷な環境下、無事12月16日に南極点に到達した。 マイナス25度の世界で冒険に飛び出す 現存するバイクメーカーでは、世界最古といわれているロイヤルエンフィールド。1901年にイギリスで産声を上げ、時代の流れに翻弄されながら、現在はインドを拠点に世界進出している。 そんなメーカーが、全面新設計でゼロから手がけたのがヒマラヤだ。ヒマラヤ山脈を駆け上がる冒険ツーリングでもトラブルが出ないようにと、あえてシンプルな構造を採用。空冷411cc単気筒エンジンを搭載したヘビーデューティな1台でもある。 2016年に発表されたこのインド生まれインド育ちのバイクが、なんと創業120年を記念した壮大なプロジェクトの主役に抜擢された。それが、南極点を目指す「90° SOUTH - Quest for the Pole」だ。この計画はモーターサイクルの歴史を作り上げてきたライダーや冒険家たちへの敬意を表したものであり、ブランドのビジョン「Pure Motorcycling(純粋なモーターサイクリング)」を体現している。かわいい子には旅をさせろというが、いかんせんバイクには過酷な環境ゆえ、雪上用のタイヤ装着や発電機の強化など独自の装備が施された。 https://ride-hi.com/assets/royalenfield_himalayan_220127_02.jpg 冒険心を掻き立てる進化したヒマラヤ 11月に南アフリカからスタートしたプロジェクトは、2人のライダーが28日間をかけ3,200kmを走破。12月16日に南極点に到達した。風速60km/hという極寒の白い世界を果敢に攻めたヒマラヤだが、このタイミングにユーロ5に適合した空冷4スト単気筒SOHC4バルブ411ccエンジンを搭載した最新モデルを投入している。他社が空冷エンジンの生産終了を選ぶなか、ロイヤルエンフィールドはこのバイクを育てていくことを決して諦めてはいないのだ。 この新モデルは、長時間走行でも疲れにくいシートや専用ナビゲーションシステムを表示する「Tripper」を装備。ABSはオフロードモードに切り替えることで、より積極的な走りが可能に。 また、新設計のリヤキャリアにもアップグレードされている。まさに機能性や汎用性の高い1台として、進化を遂げているのだ。 こうした点に加えて、南極走破という一大プロジェクトに、最新エンジンのヒマラヤを抜擢したロイヤルエンフィールドの心意気には、エールを送りたくなる。 冒険……。それはニューノーマルな日々となり国内外含めて自由な行動のハードルが高い現在からは、ややかけ離れたものかもしれない。しかし、今回の野心的なプロジェクトは、私たちの心を打つものがあったのは間違いない。ウイルスに脅かされない未来に備えて、ヒマラヤとともに過ごして自分自身のレジリエンスを高めておきたいものだ。 日本でも発売開始! 今回のチャレンジのベースのモデルとなったユーロ5対応のヒマラヤが国内でも販売を開始した。 以下、プレスリリースより引用。 ロイヤルエンフィールドのHimalayanとは 2016年、ロイヤルエンフィールド初のアドベンチャーバイクとして誕生したHimalayanは、ロイヤルエンフィールドが50年以上にわたってヒマラヤ山脈を走破してきた経験からインスピレーションを得た、シンプルで高性能な「どこにでも行ける」モーターサイクルです。 その汎用性の高さ、シンプルさ、有能さから、Himalayanは世界中のモーターサイクル専門家から真に有能なアドベンチャーツアラーとして人気を博しています。 Himalayanは何十年にもわたり、最も困難な地形を何千キロも走破して進化を遂げてきました。英国ブランティングソープ飛行場や、インドのチェンナイ、スリペルブデュールのレーストラック、オンロード・オフロード、都市環境やヒマラヤなどの山道など、専門家と共にあらゆる環境で徹底的なテストを行い、開発されています。