- 1 名前:尊=読子=千秋=リードマン ★ mailto:尊=読子=千秋=リードマン [2021/09/23(木) 01:46:05.96 ID:CAP_USER.net]
- 中国の不動産開発大手、中国恒大集団は9月23日期限の人民元建て社債の
利払いに関して説明したが、漠然とした表現にとどめたため、金融市場に 新たな不確実性をもたらすことになった。アナリストらは推測を余儀なくされている。 中国恒大の本土不動産部門、恒大地産集団は取引所への22日の届け出で、 2025年償還債(表面利率5.8%)の利払いは「クリアリングハウス外での 交渉を通じて解決された」と説明したが、支払いの具体的な時期や規模は 示さなかった。 この届け出によって、一部のアナリストの間では中国恒大が今回の 動きをデフォルト(債務不履行)に分類する必要なく利払いを遅らせる ことで社債保有者と合意したのではないかとの観測が出ている。 https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iUsB_kdPtZFY/v0/800x-1.jpg 債券ファンド、深高投資の創業パートナー、李凱氏は中国企業は通常、 本土債の利払いをクリアリングハウスを通じて行うと指摘。社債保有者に 直接支払うよう取り決める場合は期限内に、あるいは全額を送金することが できないことが理由であることが多いと解説した。 李氏は「大抵の場合、これは利払い延期、分割払い、クーポンの減額を 伴うことになる」とし、「これはディストレスト企業がデフォルトを 回避する方法の1つだ」と述べた。 中国恒大に利払いに関して電話でコメントを求めたが、返答はなかった。 ブルームバーグがまとめたデータによれば、25年償還債のクーポンは 計2億3200万元(約39億円)。 ブルームバーグ・インテリジェンスのクレジットアナリスト、 ダニエル・ファン氏は、「恒大は本土の保有者と何らかのスタンドスティル (猶予)に至った可能性がある」と指摘。「返済の繰り延べかそうした類いの 措置に向けた交渉待ちで、行動を起こさないよう要請したのかもしれない」と語った。 中国恒大は同社と取引のある債権者の主力銀行のうち少なくとも2行に 対する20日期限の利払いをしなかったと関係者が明らかにした。 中国恒大のオフショア債発行残高は約192億ドル(約2兆1000億円)。 同社は今月23日期限のドル建て社債の利払い(8350万ドル)を含めて今年 末までに6億6900万ドル相当のクーポン支払いを控えている。 原題:Evergrande Filing on Yuan Bond Interest Leaves Analysts Guessing(抜粋) (市場関係者のコメントなどを追加し更新します) https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-09-22/QZTARIT0AFB601?srnd=cojp-v2
|
|