- 1 名前:きつねうどん ★ [2020/07/04(土) 07:26:09 ID:CAP_USER.net]
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「沈黙のナポリタン」はエビや貝の殻でずっしり重い=撮影モデル・釣女ちゃこ (河野ちあき) 味は美味しいのだが、殻をむいたり身をほじったりと口に運ぶまでが大変めんどくさいエビ、貝類。おまけに汁の飛び散りにも気を配らなくてはならず、大勢で食べていてもついつい無言になってしまったという経験はないだろうか? 今、関西ではそんなエビ、貝類の沈黙効果をフル活用したあるメニューが注目を浴びている。その名も「沈黙のナポリタン」。 殻付きロブスターにエビ、サザエ、アサリ、シジミなどめんどくさい食材がこれでもかとあしらわれており、これを食べる人はみな沈黙してしまうといういわくつきのメニューだ。 しかし、なぜ食べる人をわざわざ沈黙させるようなメニューが開発されたのだろうか?その謎を明かすため、僕は釣りタレントの釣女ちゃこ(ちょうじょ ちゃこ)を伴い阪急西宮北口駅からほど近くにある老舗洋食レストラン「土筆苑(つくしえん)」を訪れた。 「沈黙のナポリタン」を考案した大谷シェフは語る。 「きっかけは新型コロナウイルスです。うちでも4月中旬から5月末までテイクアウト、通販のみの営業を強いられ、通常営業が始まった今でも感染予防対策に試行錯誤しています。政府が発表した『新しい生活様式』にも『料理に集中、おしゃべりは控えめに』という項目がありましたが、土筆苑としてもお客さまに対してあくまでユニークに『コロナ感染予防に取り組みましょう』と伝えられるようにと思って考案したのがこの『沈黙のナポリタン』です。 『沈黙のナポリタン』はいったんナポリタンスパゲッティーを作り、エビ、貝類を白ワインとトマトソースでペスカトーレのようにしたソースをその上にかけるという贅沢な内容です。 美味しさには自信がありますがとにかく食べるのがめんどくさい(笑)。シジミなんて普通こういう料理に使いませんからね。自分でも試食してみましたが、とてもおしゃべりなんてしている余裕はありませんでしたよ。」 ◇ ◇ ◇ そう「沈黙のナポリタン」は新型コロナウイルスの感染予防を呼びかけるために考案されたメニューだったのだ。確かにユニークな善い発想だし、なにより目の前にしたそれは間違いなく美味しそう……。 「沈黙のナポリタン」を試食したちゃこの感想は? 「ナポリタン自体も濃厚で美味しいんですが、その上に海鮮の風味が合わさって、これまで経験したことのないような豊かな味わいでした。
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