- 1 名前:峠 ★ mailto:sage [2019/03/25(月) 23:26:51.05 ID:CAP_USER.net]
- 1年半ほど前、東京都の40代の女性区議は、突然おしりをなでる手に驚いた。隣に座っていたのは70代の男性。
「やめてください」と言っても、手は止まらなかった。 男性が現れたのは、当選から1年ほどたったころ。面識はなかったが、「他の政党を支援していたが、 あなたを応援したい」と近づいてきた。「政治家の親類」を自称した。 講演会の案内で自宅に電話をかけたり、スタッフとチラシを届けたり。他の支援者と同じ対応をしていたのが 不服だったのか、次第に「なぜ俺の携帯に電話しないのか」「2人だけで飲みに行こう」と要求するようになった。 「俺は何十票も持っている」という言葉が頭をよぎった。本当かどうかは分からないが、「票が来なかったら」と思うと むげにはできなかった。「お酒、強くないんです」などと丁重に断るために30分近く電話を切れなくなり、 話すのが苦痛になっていった。結局、他の支援者2人をまじえて食事した席で、被害にあった。 別の高齢男性からは「飲みに行けば応援するのに」と言われている。「自分の政策を訴えるために 区民に会うのが仕事。飲みに行くことを強要されたとき、どうしたらいいのか」。「政治を変えたい」という 政治家としての信念を踏みにじられている気がする。 朝日新聞社は、4年前の統一地方選で初当選した女性議員544人を対象にアンケートを行い、 316人から回答を得た。議員活動の中でセクハラ被害を受けたことがあるか尋ねると、25%が「ある」と答えた。 20〜40代は、4割超が「ある」と回答。半分は議員からの被害だったが、有権者からの被害も4割を占めた。 2014年に東京都議会で「早く結婚した方がいい」などのヤジが問題になるなど、議会内でのセクハラは たびたび表沙汰になってきた。一方で、有権者、とりわけ支援者が「相談」や「支援」を装って 過剰に近づくハラスメントには声をあげづらく、最近になってようやく表に出てくるようになった。 選挙に必要な「票」をちらつかされたり、断りにくい状況で性的な嫌がらせに遭ったり。こうした「票ハラスメント」に 女性議員たちがいま、直面している。 選挙コンサルタントの松田馨氏は「票がほしかったら候補者は頭を下げて当然、という有権者意識が背景にある。 地方議員のなり手が減るなか、『票ハラ』は、能力や志がある女性が立候補しにくい状況を有権者が 自ら加速させている」と話す。 議員活動の中でセクハラを受けた経験 https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190325004426_comm.jpg ソース 朝日新聞デジタル 03/25 23:04 https://www.asahi.com/articles/ASM3F56LWM3FUTIL01Z.html
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