- 1 名前:きつねうどん ★ [2018/11/09(金) 19:19:38.06 ID:CAP_USER.net]
- ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(11月9日放送)に外交評論家・キャノングローバル戦略研究所研究主幹の宮家邦彦が出演。ホワイトハウスがCNNのアコスタ記者を出入り禁止にしたことについて解説した。
https://www.1242.com/lf/asset/uploads/2018/11/1280px-Jim_Acosta_25127025292-2.jpg ジム・アコスタ – Wikipediaより ホワイトハウスがトランプ大統領と口論のCNN記者を出入り禁止に アメリカのホワイトハウスは、記者会見の場でトランプ大統領と口論になったCNNテレビのアコスタ記者について、当面取材のための出入りを認めないことを明らかにした。これに対しCNNは「民主主義への脅威だ」という声明を出し、反発している。 飯田)このアコスタさん、今回の会見が話題になっていますが、前からこの喧嘩は続いているみたいですね。 宮家)これ、どちらもパフォーマンスなのですよ。 飯田)どっちもパフォーマンスですか? 宮家)トランプさんは、はじめからCNNは敵視しているし、その理由もちゃんとあるのだけれども、自分の支持者に対しては「フェイクニュースだ」ということで定着しているから、ときどき喧嘩しないとね。そして「ああやってるやってる、大統領頑張ってる」となるわけです。 じゃあCNNはどうかと言うと、先週ワシントンに行ってつくづく思いましたが、CNNを観ていたらダメですね。 飯田)ダメ? 宮家)CNNは真ん中、中道左派だった。センターレフトかセンターくらいかなと思っていたけれど、いまは左に寄ってしまった。トランプさんを批判するあまり、意気込み過ぎて、勇み足的なやり方が目に付く。「売り言葉に買い言葉」をやっているわけです。「CNNも視聴者がいるからな」と。 飯田)やはりそうですか。 宮家)まあ、どっちもどっちだと思います。 「中道の市民社会あっての民主主義」の原則〜変わりつつある政治の戦い方 飯田)よく日本のメディア環境や有権者環境においても、右と左に分極化しているということを言います。真ん中はアメリカでも日本でもうまく残っているのでしょうか? 大多数は真ん中と思って良いのですか? 宮家)残っていなくてはならないし、真ん中にいる中道の安定したシビル・ソサエティや市民社会、これがあって初めて民主主義は維持できます。 今回のような形で両極化をしては、泥試合じゃないですか。レベルが下がっちゃったなと思いますね。だけど、メディアが発達し技術が発達し、大量の情報が大多数の国民に一瞬で届く時代になって、政治の戦い方が変わって来たのでしょうね。 飯田)まずコアの部分をしっかり抑える方向に。 宮家)結局ポピュリズム、パフォーマンスですから。健全ではないと思うけれども、元の時代には戻らないのでしょうね。
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