- 1 名前:Ψ [2018/06/14(木) 14:26:00.67 ID:YcbZYn7r.net]
- 第2次世界大戦が終わった1945年。
連合軍は敗戦国である日本に大規模な賠償責任を課した。 戦争で破壊された被害国のインフラを再建するのに日本が直接資金を支援しろという意味でだ。 日本の侵略で被害を受けたアジア諸国は順に賠償金を受ける。 1954年にビルマ(現ミャンマー)が2億ドル、 56年にフィリピンが5億5000万ドル、 58年にインドネシアが2億2300万ドルを順に受け取った。 そして65年に韓国は3億ドルを受け取る。 日本に侵略被害補償金を請求する権利、対日請求権を行使した事例だ。 サムスン証券は、北朝鮮が対日請求権を行使し200億ドル(約2兆2061億円)を受け取ることができ、 これを経済再建の種銭として活用できという分析を出した。 同社リサーチセンターの北朝鮮投資戦略チームが13日に刊行した報告書の内容だ。 サムスン証券はこの報告書で「過去韓半島(朝鮮半島)統一費用の算定は統一ドイツ方式を前提にした。 しかし米国などが北朝鮮の体制を認めた状況で当分は (ドイツのような)吸収統一に基づいた費用算定は非合理的」と指摘した。 その上で「北朝鮮再建費用は南北間の漸進的な経済統合を前提に推定するのが望ましい。 一定期間北朝鮮の経済を再建するのに必要とされる 経済的投資費用などを含まなければならない」と主張した。 経済統合のほかに体制転換費用と社会的混乱、 南北住民間の対立費用などを包括的に含む既存の統一費用算定は合わないという分析だ。 サムスン証券は北朝鮮の対日請求権に注目した。 報告書で「今後日朝修交過程で対日請求権がイシューとして浮上する見通し。 北朝鮮がこの資金を受け取ることになるならば経済再建の種銭として活用できるだろう」と指摘した。 北朝鮮が受け取れる対日請求権金額に対する予想は入り乱れている。 サムスン証券は「北朝鮮が300億〜400億ドルを要求したという説があり、 2002年の日朝平和宣言では100億ドル水準で日本が提案したという報道があった」と伝えた。 16年前の100億ドルを消費者物価、 購買力を基に現在の価値に換算すれば200億ドル水準だとサムスン証券は算出した。 続く
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