- 1 名前:Ψ [2017/11/19(日) 08:30:53.47 ID:Yhzm2+4d.net]
- www.asahi.com/articles/ASKCJ5F9FKCJUTFK013.html
9月26日深夜のことだ。 前日の25日には、首相の安倍晋三が記者会見し、28日召集の臨時国会冒頭で 衆院を解散すると表明。小池も会見し、新党「希望の党」を立ち上げて、自ら代表 に就くと発表していた。 解散まで48時間を切るなか、新党との合流協議を急ぐ前原が上杉の携帯電話を 鳴らし、急きょ設定された秘密会談。前原は民進の100億円超の資金や党職員の 提供を申し出たが、小池は断った。そして、注文をつけた。 「全員(の合流)は困る。私は、憲法と安全保障は絶対に譲れません」 憲法改正と安保政策は、小池の保守政治家としての生命線だ。「護憲の方はご遠 慮願いたい」と言う小池に、前原は応じた。「それは当たり前。うちにも護憲なん ているかどうか……」 小池は、民進の体質が新党に継承されることを懸念していた。民進は、これまで も自民から旧社会党出身者まで抱える「寄り合い所帯」ぶりが、党の一体感を損 なってきた。護憲政党ではないが、いざ党内で議論を始めれば対立が表面化しかね ない。 小池の思いを推し量った上杉が旧民主党の「排除の論理」を例に出した。鳩山由 紀夫と菅直人が1996年に民主党を結党した際、看板のかけ替えとの批判を受 けないために一部のメンバーの参加を拒んだ。上杉は「『三権の長』経験者を排除 するのはどうですか」と話したという。 政権交代可能な政治の一翼をめざしてきた野党第1党を分裂させた小池の「排 除」発言の原点は、この夜の密談にあった。
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