- 1 名前：ひよこ ★ mailto:sage [2021/01/26(火) 22:00:17.17 ID:aTiAqJsM9.net]
- https://mainichi.jp/articles/20210126/k00/00m/020/223000c
毎日新聞2021年1月26日 19時52分(最終更新 1月26日 19時53分)
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2021/01/26/20210126k0000m020227000p/9.jpg
新規申し込み一時停止を表明した楽天でんきのサイト
楽天モバイルは26日、電力とガスの小売りサービスについて新規契約を一時停止した。昨年末から続く寒波の影響で電力需給が逼迫（ひっぱく）したことで、電力の卸売市場の価格が高騰し、調達に支障が生じているためで、再開時期は未定という。卸価格の高騰は自前の発電所を持たない「新電力」の経営を圧迫しており、同様の動きが他社にも広がる可能性もある。
新規契約を停止したのは「楽天でんき」と電力契約者だけが契約できる「楽天ガス」。いずれも現在利用中の場合は従来通り利用できる。同社は大都市圏の家庭向けなどでシェアを伸ばしており、昨年9月の電力販売量は1億2400万キロワット時と新電力の上位30社に入る。同社は電力の調達について詳細を公表していないが、一定程度の電力を卸売市場から調達しており、価格高騰が影響した。
経済産業省によると、2019年度の卸売市場のスポット価格（1回ごとの契約取引の価格）は1キロワット時当たり平均7・9円。今年1月に入り、連日のように最高値をつけ、15日には過去最高の同251円（午後4時半〜同5時）を記録した。
新電力は現在約700社あり、販売電力量は全体の2割弱を占める。秋田県鹿角市の地域新電力「かづのパワー」が卸価格の高騰により採算が取れないとして、2月14日に小売り事業を休止することが明らかになるなど、各地で影響が出始めている。【道永竜命】
|
 |
