- 1 名前:ひよこ ★ mailto:sage [2020/08/11(火) 09:44:19.03 ID:77fA1+R29.net]
- https://mainichi.jp/articles/20200811/k00/00m/040/004000c
会員限定有料記事 毎日新聞2020年8月11日 09時26分(最終更新 8月11日 09時26分) https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/08/11/20200811ddlk12040296000p/9.jpg 閉店が決まったシーガルの店先に立つ内山さん=御宿町で かつては年間100万人を超える海水浴客を集めてにぎわった千葉県御宿町で、半世紀にわたり観光振興を支えてきた土産品店「シーガル」が9月末で閉店することになった。近年の海水浴客減少に加え、コロナ禍により将来の見通しが立たなくなった。【金沢衛】 内山浩さん(73)が店を開いたのは1971年。同町の観光の代名詞となったラクダの「月の沙漠記念像」づくりに奔走した父親から雑貨店を引き継ぎ、御宿駅前の倉庫の一部を借りて6・6平方メートルの売り場からスタートした。海水浴客が増えることを見越した出店は大成功を収めた。77年には現在の店に入居し、貝殻を細工した置物や風鈴、アクセサリーなどの土産が飛ぶように売れた。 御宿海岸への海水浴客は70年ごろに100万人を突破し、80年代には150万人を超える人気の海となった。駅に列車が到着するたび、店の前には海岸へ向かう客が何十メートルも続いたという。「お盆の3日間は毎日400万円の売り上げがあった。怖くなるほど売れた」という。約230平方メートルあった広い店内はごった返し、30人のアルバイトと7台のレジが休むことなく動いた。月の沙漠や町のキャラクターをアレンジしたTシャツやストラップなどの独自商品も開発し、一時は近隣市町に7店舗を展開し、年間売り上げは10億円に上ったという。 人出に陰りが見え始めた… この記事は有料記事です。 残り304文字(全文874文字)
|
|