- 1 名前:ひよこ ★ mailto:sage [2020/07/03(金) 19:31:06.99 ID:CAP_USER9.net]
- https://mainichi.jp/articles/20200703/k00/00m/040/174000c
毎日新聞2020年7月3日 17時33分(最終更新 7月3日 17時37分) https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/07/03/20200703k0000m040175000p/9.jpg ふ化したニホンライチョウのひなと母鳥=富山市ファミリーパーク提供 富山市ファミリーパークは3日、国の特別天然記念物で絶滅危惧種、ニホンライチョウのひな3羽がふ化したと発表した。同パークでは母鳥が自ら抱卵する形でのふ化に2年連続成功した。今後、母鳥による子育てを予定するが、この母鳥は2019年、ふ化後のひなをつついたため子育てを断念した経緯があり、飼育員は「今年こそは子育てを頑張って」と祈る。 同パークによるとふ化したのは、4歳の母鳥が5月末から6月にかけて産卵した9個のうちの3個。午前8時ごろに担当者が確認した。当初は交尾に失敗したとみていたが、6月27日の検査で卵が育っていることが判明していた。父鳥は同パーク生まれの2歳で今年が初の繁殖となる。 ひなは3羽とも元気で、母鳥の腹の下から出たり入ったりしている。この母鳥は人工ふ化を含め4年連続でふ化に成功しており、3日も落ち着いた様子だという。子育てを優先させるため、当面は親子での一般公開予定はない。 北アルプスなどの高山帯に生息するニホンライチョウは、地球温暖化などの影響で野生での生息数が激減。環境省などが主導して15年から全国各地の動物園で人工繁殖に取り組んでいる。【青山郁子】
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