- 1 名前:ひよこ ★ mailto:sage [2020/04/02(木) 21:04:24.93 ID:CAP_USER9.net]
- https://mainichi.jp/articles/20200402/k00/00m/040/177000c
毎日新聞2020年4月2日 18時03分(最終更新 4月2日 18時48分) https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/04/02/20200402k0000m040175000p/9.jpg 7月に本格始動する「佐野らーめん移住プロジェクト」のパンフレット=2020年4月2日、太田穣撮影 栃木県佐野市は2日、市外から希望者を募り、佐野ラーメン店の後継者として定住してもらう「佐野らーめんプロジェクト」を7月に本格始動させると発表した。同月中に運営法人を設立し、1期生の募集を始めるという。 岡部正英市長が同日の記者会見で明らかにした。同市によると、プロジェクトは移住希望者への仕事の提供とラーメン店の後継者育成の一石二鳥を狙った取り組み。昨年9月の概要発表後、同市には65件の問い合わせがあったという。 7月に設立予定の運営法人が担うのは、ラーメン店創業、事業継承のためのマッチングや環境整備、移住から開業までのサポート、佐野ラーメン全体の需要や集客拡大のためのPR活動など。同市、業界団体「佐野らーめん会」、佐野商工会議所など官民に協力を求める考え。 1期生への支援プログラムは10月にスタートし、まず現役のラーメン店主から基礎技術を学び、移住支援策の説明や住宅のあっせんなどを受ける基礎研修を1週間から2カ月間受講する。その後、12月ごろから事業継承を受ける場合と独立開業を目指す場合の2パターンに分かれ、半年から3年程度の本格修業に入るという。また、2期生についても来年1月の研修開始を目指す。 プロジェクトは当面2021年度まで継続し、20年度は30世帯の移住、開業が目標。21年度までに約10%の観光客の増加を見込み、ラーメン消費だけで7億3100万円、他産業との連関を含め総額378億円の経済効果を見込む。岡部市長は「地元グルメを軸にしたプロジェクトが地方創生の新たな事例になればと考えている」と話した。【太田穣】
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