- 1 名前:イカひめ ★ [CA] [2019/11/18(月) 19:26:35.37 ID:CAP_USER9.net]
- 米アクティビストファンドのRMBキャピタルは、バンダイナムコホールディングス(バンナムH)がアニメ「機動戦士ガンダム」の版権の一部を保有している創通に対して実施中の株式公開買い付け(TOB)について、一般株主の不利益を解消するため、現行価格よりも5割弱高い価格でのTOBを新たに実施することを提案した。
ブルームバーグが入手した文書によると、RMBは15日付でバンナムH取締役会に書簡を送付した。創通の創業者株主に対しては現在のTOBを継続して1株3100円で株式を買い取る一方、一般株主に対しては少なくともこれより48%高い1株4600円以上を買い取り価格とする新たなTOBを実施するよう提案した。 バンナムHは先月9日、アニメのガンダム事業強化のため、版権事業を共同展開する創通に対して1株3100円でTOBを実施し、完全子会社化を目指すと発表。バンナムHは現在、創通の株式22.79%を保有し、49.2%を保有する創通創業者らはTOBに応募する意向だ。バンナムHは49.2%の株式取得をTOB成立の下限に設定しており、出資比率は少なくとも3分の2超となる71.99%に高まる見通し。 中略 現行価格はガンダム評価低い 実施中のTOBは25日が期限で、価格は発表前3カ月間の平均株価に約6割のプレミアムを上乗せした。このところの創通株価はTOB価格の3100円近辺で推移していたが、RMBが新たなTOBを提案したとのブルームバーグの報道後、18日の株価は一時前営業日比7.1%高の3315円まで上昇した。午前終値は同1%高の3125円。 RMBは6日、反対を表明する発表文のなかで、TOB価格から試算したガンダムの知的財産権(IP)約400億円は不当に低く、創通株の適正価格は少なくとも1株4600円だと主張。バンナムHが創通創業者らとTOB成立後の一部事業譲渡の取引を検討していることが、均一の公開買い付け条件を求める金融商品取引法に違反する可能性があるなどと指摘していた。 RMBの今回の提案に対してバンナムH広報担当の田上朗子氏は、文書を受け取ったことを確認しているとした上で「今回のTOBに関する当社としての考え方は、10月9日付のリリースで開示している通り」とコメントした。先月の発表文では、特別委員会や第三者の算定機関の判断などを踏まえ、創通の少数株主にとって不利益な取引ではないとの結論に至ったなどと説明している。 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-18/Q148B8T1UM0W01 2019年11月18日 10:46
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