- 685 名前:レコ屋 mailto:sage [03/12/16 10:08]
- 故黒丸氏が訳注を付けることを嫌ったのは有名ですが、こんなところに・・・
「ちっとは、わしの身にもなってくれよ」 ドクが言う。どうしてそんなことをしなくてはならないのか、とわたしは思ったが、口には出さない。 (「テラプレーン」p159) 原文はこんな感じ。 "Stand in my shoes a minute,"he said;why should I want to?I wondered,but didn't say. 当時のスラングを理解できずに、言葉どおりに受け取って混乱するルーサーを描いたシーンですが、 さすがの黒丸氏も、上手い日本語に訳すことをあきらめたのでしょうか? この辺りのルーサーの経験が「E」冒頭のスラング教室の描写につながるわけですね。 逆に、流石だなあと思ったのは、 ドク「有色人種病院に勤務するように任命されているんでな」 ルーサー「有色人士病院・・・」 ドク「そうも言えるな」 (「テラプレーン」p155) ↑ "Colored hospital." "Colorful hospital?" "You could say that,"
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