- 475 名前:名刺は切らしておりまして [2011/08/09(火) 22:36:01.00 ID:ZduKzvXn]
- >>455
福沢諭吉のせい。 もっと言えば、『学問のすすめ』が努力や学問、自助の精神というものをミスリードさせたせい。 『学問のすすめ』が出版されベストセラーになってから、 「学問は安楽の礎」という類の文言(学問のすすめを素直に読めばそう取れてしまう)が様々な記事や小説に踊るようになり、 遂には小学生の作文にまで登場するようになる。 ここで、日本人に「学問・努力=将来楽をするためにすること」という認識が刻みこまれた。 だから「将来」であるはずの「壮年期」の人間が「辛く厳しいこと」をやっていたら、「学問・努力」をしなかった人間とされ、馬鹿にされる。 逆に「壮年期」に「楽をしている」と立派な人とされる。 ついで言うと、「学問は安楽の礎」という思想に基づくと、「若年期」は「学問・努力をするべき時期」であるから、その時期に楽をしてると叩かれる。 諸悪の根源はアジテーター福沢諭吉。一万円札にふさわしいのはあの馬鹿じゃなくて、新渡戸稲造。
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