- 1 名前:ノチラ ★ [2017/09/25(月) 17:28:58.96 ID:CAP_USER.net]
- 政府は今月の月例経済報告で、景気の現状は「緩やかな回復基調が続いている」という判断を示しました。茂木経済再生担当大臣は、今の景気回復は4年10か月にわたって続き、長さでは、高度経済成長期まっただ中の好景気「いざなぎ景気」を超えた可能性が高いという認識を示しました。
政府が25日に関係閣僚会議で取りまとめた今月の月例経済報告によりますと、新車の販売が増え個人消費が持ち直していることなどから、景気は「緩やかな回復基調が続いている」という判断を維持しました。 記者会見した茂木経済再生担当大臣は「今の景気回復の長さは戦後2位の『いざなぎ景気』を超えた可能性が高い」と述べました。 景気の回復や後退の時期は、内閣府の有識者による研究会が正式に判断しますが、茂木大臣は、平成24年の12月から始まった今の景気回復は、4年10か月にわたって続き、「いざなぎ景気」を超えたという認識を示した形です。 いざなぎ景気は、東京オリンピックの翌年の昭和40年11月から昭和45年7月までの4年9か月で、まさに高度成長期まっただ中の時期に当たり、所得も年々増えて個人消費も大きく拡大しました。 今回は、回復の長さでは、いざなぎ景気を超えましたが経済成長率や賃金の伸びは低い水準にとどまって勢いにかけ、多くの専門家や消費者からは回復の実感が乏しいという声が目立っています。 経済指標は良好 今回の景気回復が始まったのは平成24年12月。 デフレから脱却するため、大胆な金融緩和と財政出動、そして成長戦略の「3本の矢」を掲げたいわゆる「アベノミクス」のスタートと同時です。 特に注目されたのが日銀による大規模な金融緩和でした。金融緩和は円安をもたらし輸出企業の採算は大きく改善。世界経済の回復という追い風もあって、財務省の法人企業統計調査では企業の経常利益は、平成25年度から4年連続で過去最高を更新しました。 株式市場にも金融緩和の資金が流れ込み、株価が上昇。平成24年11月には、1万円を割り込んでいた日経平均株価は2万円台に。20年ぶりの株高をうかがう水準になっています。 雇用も改善を続けています。有効求人倍率はことし、43年ぶりの高い水準となり人出不足が進んでいます。3か月ごとに発表されるGDP=国内総生産も1年半にわたってプラスが続いています。 このように景気の拡大を示す経済指標が目立っています。 www3.nhk.or.jp/news/html/20170925/k10011155431000.html
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