- 1 名前：ノチラ ★ [2017/06/24(土) 10:48:04.06 ID:CAP_USER.net]
- 四国電力は23日、南米チリでの太陽光発電事業に参画すると発表した。双日、仏の建設大手アイファージュと組んでプラントを建設し、2018年８月の営業運転を目指す。総事業費は約170億円。売電収入から四国電は年２億円程度の利益を見込む。同社の海外発電は中東の天然ガス３件に次ぎ４件目で太陽光は初。今後も市場拡大が期待できる海外を積極的に開拓する。
共同事業会社に双日と双日子会社が60％、四国電が30％、アイファージュが10％を出資。チリ北部のアタカマ砂漠242万平方メートルにパネル31万枚を並べる。出力は９万８千キロワット。チリの卸電力市場を通じて地元電力会社などに売電し、年15億〜20億円の収入を見込む。
チリは経済成長による電力需要の伸びが期待され、再生可能エネルギーを70％にする目標を掲げる。火力発電に炭素税を課すなど太陽光発電のニーズは高い。日本の２倍強の日射量があり安定的な発電ができるという。
四国電はこれまでカタール、オマーンの３件で総出力421万キロワット（持ち分24万キロワット）を展開し、双日とも組んでいる。中南米でも多くのコンサルティング実績があり、運転・保守などのノウハウを活用していく。
国内では人口減による電力需要減、小売り全面自由化など経営環境は厳しい。四国電は海外事業を「次なる成長エンジン」の柱に位置づけている。海外発電では現在、年８億円程度の利益を25年度に40億円まで引き上げる目標を掲げている。
www.nikkei.com/article/DGXLZO18063960T20C17A6LA0000/
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