- 1 名前:鉄チーズ烏 ★ mailto:sageteoff [2017/04/30(日) 12:09:11.51 ID:CAP_USER.net]
- NTNは軸受定格寿命を同社従来品比3.8倍以上に延ばし、負荷容量は同3割高めた「自動車用アルテージ円すいころ軸受」を開発した。ころ形状最適化と内部設計見直し、独自の特殊熱処理加工を施すことで、高い荷重負荷能力や低トルク、長寿命といった顧客ニーズに対応した。
トランスミッションやディファレンシャル、アクスル支持用などに最適な軸受として提案し、2019年―20年頃に発売される新車から搭載を見込む。サンプル出荷はすでに始めており、26年度に200億円の売り上げを狙う。 自動車用途でニーズが高い、軸受外径150ミリメートル以下でラインアップする。特殊熱処理加工を施した軸受定格寿命3.8倍以上の製品は、過酷な潤滑条件に対応できる高機能タイプの位置付け。同2.5倍以上の標準タイプも用意している。 ころの転がり面の両端部につける微小な曲面形状(クラウニング形状)を最適化した。荷重のかかった状態での、ころと内外輪の接触面圧が均一となり、負荷能力を高め寿命を延ばした。軸受寿命に関係し部材内部の亀裂要因にもなる、せん断応力は最小化。内輪のつば面と、ころ端面の形状なども工夫することで、軸受の許容回転速度を約10%向上した。自動車の燃費性能向上にも貢献できるという。 自動車の高出力化傾向のほか、ミッション小型化による軸受スペース縮小などもあり、動力伝達部などに使われる円すいころ軸受の使用条件は過酷さを増している。加えて、省燃費と高効率に向け、低トルク、低昇温化による回転性能の向上も求められていた。 4/30(日) 8:00配信 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170430-00010000-nkogyo-ind https://amd.c.yimg.jp/amd/20170430-00010000-nkogyo-000-1-view.jpg
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