- 119 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2012/01/22(日) 19:25:03.87 ID:JNVbestY]
- >>111
>準之助が、本気で小説家の道に進みたいのかも、曖昧だった というのも実は脚本では織り込み済みで、 茶川が編集者で富岡に「実はお願いがある」ってシーンが挟んであったから、 おそらく茶川は父親の死を通じて、自分のために遠慮して小説をあきらめようとする淳之介を、 父親と確執していたかつての自分の姿と重ね合わせて、 これでは淳之介の夢を自分が奪ってしまうと、思い直したんだと思う。 だからきっと、煮え切らない淳之介のために一芝居打とうと考えたんだね。 富岡に寮をあけて執筆しながらでも東大にいけるようにお願いして、 一緒に芝居を打つように頼んであったんだと思う。 今回は鈴木オート家の六ちゃんの結婚までのストーリーと、 茶川家の父親の死から、ヒロミの出産、淳之介の巣立ちのストーリーがうまく絡みあって、 特に個人的には茶川の万年筆でまた走り出すシーンは最大の見せ場だと思った。 それに六ちゃんのその後の新婚生活や、竜之介と淳之介のライバルとしての関係など、 次回作にも期待が持てる終わり方だったと思う。
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