赤旗事件の回顧
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私の父
私の母
堺 利彦 (著) - 暇つぶし青空文庫堺 利彦 (著)
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著者:堺 利彦

著者概要
福岡県京都郡豊津村生まれ。貧しい家に生まれるが、地元の中学を主席で卒業。第一高等中学校へ進むものの、放蕩し中退。英語教師や新聞記者、小説家と職を転々とするが、1899(明治32)年「万朝報」に入社。黒岩涙香・内村鑑三・幸徳秋水らと交わり、理想団を結成して社会主義を主張する。しかし1903(明治36)年日露戦争時に主戦論を取った万朝報を幸徳・内村とともに退社、平民社を結成して「平民新聞」で非戦論を唱えた。1908(明治41)年赤旗事件で入獄し、その間に大逆事件が起こるが、獄中のため罪を問われなかった。出獄後、1910(明治43)年に日本初の翻訳会社である売文社を大杉栄らと始める。1922(大正11)年日本共産党の設立に参加し、初代委員長となるが、のちに党を離れ、無産政党運動に転向した。晩年、満州事変が起こった際にも反戦運動の先頭に立ち、脳溢血で路傍に倒れたときも、反戦委員会の帰途で、最後まで非戦・反戦の人であった。著書に「家庭の新風味」、訳書に「共産党宣言」(幸徳秋水と共訳)など。(大久保ゆう)

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