旧聞日本橋
(作品データ)
作品を読む
タイトルデータ・作品名
旧聞日本橋
・作品名読み
きゅうぶんにほんばし
・副題
01 序文/自序
・副題読み
01 じょぶん/じじょ
・著者名
三上 於菟吉 URL:../../index_pages/person726.html 長谷川 時雨
作品データ・作品について
『旧聞日本橋』は、「女人藝術」の埋め草として書かれた短文をまとめた作品である。青空文庫では、オリジナルの『旧聞日本橋』(岡倉書房刊)に収められている自序と20編、そして続編として書かれた3編、青蛙房版『旧聞日本橋』に収められた「渡りきらぬ橋」、の合計25編を「旧聞日本橋」として収録し、各篇の題名を副題としている。主に底本として用いた岩波文庫版には、自序と正編20編、続編3編が収録されている。「旧聞日本橋」は、アンポンタンとあだ名された少女の目を通してみた江戸の名残が描かれている作品である。長谷川時雨自身は、この『旧聞日本橋』がこれほど長く読み継がれることになるとは想像もしていなかったに違いない。(門田裕志)
・仮名遣い種別
新字新仮名
作家データ・分類
著者
・作家名
三上 於菟吉
・作家名読み
みかみ おときち
・ローマ字表記
Mikami, Otokichi
・生年
1891-02-04
・没年
1944-02-07
・分類
著者
・作家名
長谷川 時雨
・作家名読み
はせがわ しぐれ
・ローマ字表記
Hasegawa, Shigure
・生年
1879-10-01
・没年
1941-08-22
・人物について
1879(明治12)年10月1日、日本橋通油町に生まれる。源泉小学校という代用小学校に通う。十九歳で結婚するも、十年の後協議離婚する。その後作家として自立し、当初は女流劇作家の第一人者となる。大正期には「美人伝」の著者として有名となり、昭和期に入り「女人藝術」を創刊主宰し、女流作家の発掘につとめる。三上於菟吉の内縁の妻として、彼を支えたことも有名である。1941(昭和16)年8月22日死去。代表作に「美人伝」「旧聞日本橋」がある。「長谷川時雨」
底本データ・底本
旧聞日本橋
・出版社
岩波文庫、岩波書店
・初版発行日
1983(昭和58)年8月16日
・入力に使用
2000(平成12)年8月17日第6刷
・校正に使用
2000(平成12)年8月17日第6刷
工作員データ・入力
門田裕志
・校正
小林繁雄
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