道徳の観念
(作品データ)
作品を読む
タイトルデータ・作品名
道徳の観念
・作品名読み
どうとくのかんねん
・著者名
戸坂 潤
作品データ・作品について
「道徳」とは何か、どうとらえられて来たか、ということについて、ギリシア・ローマ時代からのその歴史的変遷をたどり、史的唯物論による「道徳」の解明に至る。この戸坂の論に対する評価は分かれるところであろうが、「道徳」が声高に叫ばれる昨今、いわゆる「道徳」を論難している点は、再度評価されるべきであろう。(小林繁雄)
・仮名遣い種別
新字新仮名
作家データ・分類
著者
・作家名
戸坂 潤
・作家名読み
とさか じゅん
・ローマ字表記
Tosaka, Jun
・生年
1900-09-27
・没年
1945-08-09
・人物について
東京出身。京都大学在学中から新カント学派の観念論哲学を研究していたが、後にマルクス主義哲学に転じ、唯物論研究会を創立した。治安維持法により1938(昭和13)年検挙され、敗戦直前の八月九日長野刑務所で獄死した。著書に「日本イデオロギー論」などがある。(小林繁雄)「戸坂潤」
底本データ・底本
戸坂潤全集 第四巻
・出版社
勁草書房
・初版発行日
1966(昭和41)年7月20日
・入力に使用
1975(昭和50)年9月20日第7刷
工作員データ・入力
矢野正人
・校正
小林繁雄
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