文明国には必ず智識ある高等遊民あり (作品データ)
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タイトルデータ
・作品名
  文明国には必ず智識ある高等遊民あり
・作品名読み
  ぶんめいこくにはかならずちしきあるこうとうゆうみんあり
・著者名
  内田 魯庵 

作品データ
・仮名遣い種別
  新字新仮名

作家データ
・分類
  著者
・作家名
  内田 魯庵
・作家名読み
  うちだ ろあん
・ローマ字表記
  Uchida, Roan
・生年
  1868-04-27
・没年
  1929-06-29
・人物について
  江戸下谷車坂六軒町生まれ。様々な学校で学んだが結局どこも卒業せず、叔父の文部省編輯局翻訳係井上勤のもとで下訳や編集の仕事をする。ある時、山田美妙に評論を書き送ったところ、その文が認められ、批評家として立つことになった。明治・大正期の代表的批評家と評価されるが、翻訳家としての業績も大きく、未完だがドストエフスキーの翻訳「小説罪と罰」は明治の思想に大きな影響を与える。他にもトルストイ、ゾラ、シェンキェヴィッチ、モーパッサンなどを翻訳紹介する。その著訳が数度発禁になったり、1913(大正2)年のトルストイ「復活」に至っては島村抱月と「小日本語」対「大日本語」の翻訳論争にまで発展したり、大逆事件に対する静かなる抵抗としてワイルド「悲劇・革命婦人」を朝日新聞に連載したりするなど、話題の人であった。他、随筆に「思ひ出す人々」、評論に「文学者となる法」など。(大久保ゆう)「内田魯庵

底本データ
・底本
  魯庵の明治 山口昌男、坪内祐三編
・出版社
  講談社文芸文庫、講談社
・初版発行日
  1997(平成9)年5月9日

工作員データ
・入力
  斉藤省二
・校正
  松永正敏


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