放送された遺言 (作品データ)
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タイトルデータ
・作品名
  放送された遺言
・作品名読み
  ほうそうされたゆいごん
・著者名
  海野 十三 

作品データ
・作品について
  宇宙からのメッセージをキャッチする、超短波長廻折式変調受信機を開発した天野祐吉は、「自らの星が十分後に破戒される」という、異星人からの〈遺言通信〉を傍受する。手に汗握る悲痛なメッセージが最期のカウントダウンを終えたとき、地球でこれを聞く天野にもまた死の危険が迫る。異星の危機は、なぜ地球上の天野にも及んだのか。そこには予想もしなかった結末が…。
・仮名遣い種別
  新字新仮名

作家データ
・分類
  著者
・作家名
  海野 十三
・作家名読み
  うんの じゅうざ
・ローマ字表記
  Unno, Juza
・生年
  1897-12-26
・没年
  1949-05-17
・人物について
  1897.12.26〜1949.5.17。日本におけるSFの始祖となった小説家。本名は佐野昌一。徳島市の医家に生まれ、早稲田大学理工科で電気工学を専攻。逓信省電気試験所に勤務するかたわら、1928(昭和3)年、「新青年」に『電気風呂の怪死事件』と名付けた探偵小説を発表して小説家としてデビュー。以降、探偵小説、科学小説、加えて少年小説にも数多くの作品を残した。太平洋戦争中、軍事科学小説を量産し、海軍報道班員として従軍した海野は、敗戦に大きな衝撃を受ける。敗戦翌年の1946(昭和21)年2月、盟友小栗虫太郎の死が追い打ちをかけ、海野は戦後を失意の内に過ごす。筆名の読みは、「うんのじゅうざ」、「うんのじゅうぞう」の二通りが流布している。丘丘十郎(おか・きゅうじゅうろう)名でも作品を残し、本名では電気関係の解説書を執筆している。「海野十三

底本データ
・底本
  十八時の音楽浴
・出版社
  早川文庫、早川書房
・初版発行日
  1976(昭和51)年1月15日
・入力に使用
  1990(平成2)年4月30日第2刷

工作員データ
・入力
  大野晋
・校正
  もりみつじゅんじ


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