幸運の黒子
(作品データ)
作品を読む
タイトルデータ・作品名
幸運の黒子
・作品名読み
こううんのほくろ
・著者名
海野 十三
作品データ・作品について
「どうして、おれはこう不運なんだろう」病院の門を出て月田半平はこう呟いた。やがて、彼の前に現れる幸運の目印である黒子を持つ女性。果たして彼の運勢は好転するのか?! 昭和初期の社会を背景にした海野十三のショートショート。
・仮名遣い種別
新字新仮名
作家データ・分類
著者
・作家名
海野 十三
・作家名読み
うんの じゅうざ
・ローマ字表記
Unno, Juza
・生年
1897-12-26
・没年
1949-05-17
・人物について
1897.12.26〜1949.5.17。日本におけるSFの始祖となった小説家。本名は佐野昌一。徳島市の医家に生まれ、早稲田大学理工科で電気工学を専攻。逓信省電気試験所に勤務するかたわら、1928(昭和3)年、「新青年」に『電気風呂の怪死事件』と名付けた探偵小説を発表して小説家としてデビュー。以降、探偵小説、科学小説、加えて少年小説にも数多くの作品を残した。太平洋戦争中、軍事科学小説を量産し、海軍報道班員として従軍した海野は、敗戦に大きな衝撃を受ける。敗戦翌年の1946(昭和21)年2月、盟友小栗虫太郎の死が追い打ちをかけ、海野は戦後を失意の内に過ごす。筆名の読みは、「うんのじゅうざ」、「うんのじゅうぞう」の二通りが流布している。丘丘十郎(おか・きゅうじゅうろう)名でも作品を残し、本名では電気関係の解説書を執筆している。「海野十三」
底本データ・底本
赤外線男 他6編
・出版社
春陽文庫、春陽堂書店
・初版発行日
1996(平成8)年4月10日
・入力に使用
1996(平成8)年4月10日初版
・校正に使用
1996(平成8)年4月10日初版
工作員データ・入力
大野晋
・校正
しず
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