もみの木 (作品データ)
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作品を読む

タイトルデータ
・作品名
  もみの木
・作品名読み
  もみのき
・原題
  GRANTRAEET
・著者名
  アンデルセン ハンス・クリスチャン 

作品データ
・仮名遣い種別
  新字新仮名
・備考
  「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあらためる際の作業指針」に基づいて、底本の表記をあらためました。

作家データ
・分類
  著者
・作家名
  アンデルセン ハンス・クリスチャン
・作家名読み
  アンデルセン ハンス・クリスチャン
・ローマ字表記
  Andersen, Hans Christian
・生年
  1805-04-02
・没年
  1875-08-04
・人物について
  デンマークの国民的文学者。オーデンセの貧しい靴直し屋に生まれ、幼少の頃から父にアラビアンナイトなどの物語を読み聞かされ育った。その父が早くに亡くなったため学校を中退せざるをえず、俳優を志してコペンハーゲンへ行くものの、途中で挫折する。苦しい生活の後、政治家コリンの援助もあり大学を卒業する。国外を遊学し、その際のイタリアでの印象と体験より「即興詩人」を著す。1835年「童話集(お話と物語)」を発表し、以後死ぬまでの四十年で一五〇余編の童話を書いた。グリムと童話文学の始祖として並び称されるが、グリムと違い、創作童話の多さが特徴的である。他の代表作 「絵のない絵本」「わが生涯の物語」(大久保ゆう)「ハンス・クリスチャン・アンデルセン
・分類
  翻訳者
・作家名
  楠山 正雄
・作家名読み
  くすやま まさお
・ローマ字表記
  Kusuyama, Masao
・生年
  1884-11-04
・没年
  1950-11-26
・人物について
  東京銀座生まれ。家は印刷業を営んでいたが、父が急逝し、また母の再婚がうまく行かず、家業は没落してしまう。そのため親戚を転々とし、多難な少年時代を送った。だが芝居好きの祖母や、学問熱心な伯父、また早稲田大学時代に師事した坪内逍遙や島村抱月など、周囲の人に恵まれ、彼の基礎がはぐくまれていった。大学卒業後の1907(明治40)年早稲田文学社に入り、編集者としてのキャリアを始める。そして読売新聞社を経て、1910(明治43)年冨山房に入社、そこで「新日本」の編集主任として励むかたわら、一方で逍遙の「文芸協会」に参加し、評論あるいは翻訳劇脚本家として活躍する。文芸協会解散後も抱月の芸術座に続いて参加し、しばらく編集者と演劇人の二足のわらじを履いていたが、1915(大正4)年冨山房社長の命を受け、「模範家庭文庫」の担当となる。親交のあった岡本帰一にヴィジュアル面を託し、他人の原稿を編集するうち、児童文芸への意識が高まっていく。やがて自らも文庫の執筆に手を出し、また児童向けの創作や翻訳も意欲的に行った。ちょうどその頃、抱月の死によって芸術座は崩壊し、その騒動に巻き込まれ、事態の収拾に奔走するうち、しぜん演劇界から足が遠のいていったこともそれに拍車をかけることになったのだろう。語ること・魅せること・まとめることを意識した正雄の仕事は一種の創造的編集ともいえ、この時期に成した「世界童話宝玉集」(1919

底本データ
・底本
  新訳アンデルセン童話集第二巻
・出版社
  同和春秋社
・初版発行日
  1955(昭和30)年7月15日
・入力に使用
  1955(昭和30)年7月15日初版
・校正に使用
  1955(昭和30)年7月15日初版

工作員データ
・入力
  大久保ゆう
・校正
  秋鹿


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