無人島に生きる十六人
ページジャンプ：
§:１
いかめしい中に、あた …
私は、中川教官に、龍 …
日本の南東の端にある …
二名の練習生は、水産 …
海にうかぶ船の上では …
一日一日と航海をつづ …
大西風のふきつづくう …
ミッドウェー島は、ホ …
午後三時四十分、両船 …
ホノルルには、各国人 …
私は役所を出ると、す …
二週間まえの龍睡丸は …
もし、鯨が見つかった …
「ねえ、おやじさん、 …
このとき、とつぜん、 …
いま、われらの龍睡丸 …
本船では、私を先頭に …
このとき、龍睡丸につ …
パール・エンド・ハー …
ちょっとでも太陽が見 …
といっていると、すぐ …
その時は、運転士と水 …
――怒濤（どとう）が …
どうん、ざぶりっ。 …
ランプは、いくらつけ …
伝馬船（てんません） …
これは、大しけで、め …
「ああ、よかった―― …
船では、みんなが、通 …
「よし、石油缶をあつ …
筏は、ここにつないで …
伝馬船は満員で、櫓（ …
島にあがると、日ざか …
§:２
「じゃあ、たのむよ。 …
二階の缶は少しかたむ …
「あかりもないし、み …
井戸ほり組は、ここぞ …
きれいな砂の上に、み …
この日の午後から、蒸 …
つぎに、毎日三度のた …
――われらの宝物であ …
「ちりもつもれば山だ …
だが、日ざかりの強い …
と、小笠原（おがさわ …
私は、倉庫の天幕から …
やぐらの高さ、四メー …
料理当番は、食器の心 …
アジサシのひなは、ま …
海岸に棒杭（ぼうぐい …
「青いものがたべたい …
ある晩、アザラシ半島 …
炊事用のたきぎのたく …
なおも漕ぎつづけて、 …
大きな正覚坊六頭と、 …
船が帰ってきたという …
宝島で、いちばんだい …
それで、この船食虫を …
つぎにもう一つ、おな …
細長いかまどはおくの …
塩製造当番が、また一 …
たきぎをたばねる縄も …
これらの魚の色の美し …
そこには、いろいろの …
§:３
「われらの黒潮よ、日 …
茶話会の話は、青年た …
さて、おいらが四歳の …
まっこう鯨は、歯があ …
それから、なぜ、フロ …
みんなの思っているこ …
浅野練習生が、とつぜ …
「いまの話を聞いて、 …
ガラパコというのは、 …
しかし、この島のまわ …
いちばんねっしんに、 …
この小さなつる草の実 …
こういって、右手で頭 …
この強いアザラシの頭 …
八月も中ごろになって …
「はっはっは、『むこ …
さて、えさをたべて、 …
私たちが、本部島に植 …
いつもならば、三人が …
「あっ」 …
§:船だ
ふりかえって見ると、 …
私たちの漕（こ）ぎつ …
両うでを組んで、目を …
「たいした風ではない …
糧食がかりの運転士が …
川口は、近ごろはじめ …
夕方、的矢丸は、よう …
島で勉強したかいがあ …
青空文庫の検索おまかせリスト▼オプションを表示暇つぶし青空文庫
Size:212 KB
担当:undef