納豆合戦
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著者名:菊池寛 

「お前が、そういう心掛(こころがけ)で買うのなら、時々は買ってもいい。お父様(とうさま)は、お好きな方(ほう)なのだから。」と、お母(っか)さんは言いました。それから、毎朝、お婆さんの声が聞えると、お金を貰(もら)って納豆を買いました。そして、そのお婆さんが、来なくなる時まで、私は大抵(たいてい)毎朝、お婆さんから納豆を買いました。




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